美容整形・治療法説明美肌とは

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女性なら誰もが憧れる毛穴の目立たない透明感のある肌。

「皮膚科や美容皮膚科で本格的にキレイな肌にしたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今までは「ニキビ」や「水虫」といった皮膚病などを治療する場所として皮膚科を利用する方が多かったと思います。

しかし、最近では"きれいな肌を目指す"ことを目的とした「美容皮膚科」なども存在しています。「皮膚科と美容皮膚科って違うの…?」「痛みはどれくらい…?」「費用はいくら…?」など、疑問や不安もありますよね。

そんなあなたのために、ここでは皮膚科と美容皮膚科の違いや、費用などに触れつつ、施術方法を中心にご紹介しています。

疑問や不安を解消し、自分にピッタリの方法を探して、透明感のある肌を手に入れましょう!

美容皮膚科と皮膚科の違い

一般的に皮膚科は、「湿疹」や「ニキビ」「水虫」などの皮膚疾患を保険診療で治療していきます。

それに対し美容皮膚科は、保険診療に加え「シミを薄くしたい」「ニキビ痕を目立たなくしたい」などの美容目的での自由診療が主な治療となります。

Qスイッチレーザー(Qスイッチルビーレーザー)について

手術時間 ダウンタイム 費用目安(一回あたり)
5~10分前後 1週間程度 5千円~1万円

(Qスイッチ)ルビーレーザー治療とは

(Qスイッチ)ルビーレーザーは、メラニン色素のみに反応する(Qスイッチ)ルビーレーザーを照射し、シミやあざを治療する方法です。

(Qスイッチ)ルビーレーザー光は、メラニン色素における吸収が高いレベルにあり、シミやあざにピンポイントで反応するため、健康な肌へのダメージを最小限に抑えることができるとされています。

(Qスイッチ)ルビーレーザー照射後に気をつけること

■照射後にできるかさぶたについて
レーザー照射直後は照射部分が白くなり、15~30分後には赤黒く変色します。この腫れはだいたい翌日にはなくなり、2~3日程度でかさぶたができます。7日~10日程度で自然にかさぶたは剥がれ落ちるとされています。

無理にこのかさぶたを剥がすと炎症を起こし、色素沈着の原因となる場合があるため、ご自身で剥がさず、担当医師の指示に従いましょう。

■照射後は紫外線対策をしましょう
また、治療後の数日間は紫外線による影響を受けやすくなっているため、直射日光に当たりやすい外出等は控えたほうがよいとされています。

詳しい内容や注意事項などは、担当医師までご確認ください。

肝斑(かんぱん)に照射はNG?

頬や額、鼻の下あたりに左右対称にぼんやりとした形で出るケースが多いシミ「肝斑」。

この肝斑に対してはレーザーの刺激によりかえって濃くなることがあるとされるため、Qスイッチレーザーでの治療は行なわないのが一般的とされています。

(Qスイッチ)ルビーレーザー治療はこんな方におすすめ

  • シミやあざが気になる方
  • そばかすが気になる方
  • 青あざが気になる方

(Qスイッチ)ルビーレーザー治療のよくある質問

Q
レーザー照射は痛いですか?
A

「輪ゴムをパチンと弾かれたような痛さ」を感じる方が多いようです。痛みが気になる場合は、担当医師までご相談ください。

Q
レーザー照射後、洗顔をしても大丈夫でしょうか?
A

洗顔や入浴は照射直後から行っても問題ないとされています。洗顔をする場合、照射部分はゴシゴシ洗わず、水かぬるま湯で洗うとよいといわれています。詳しい注意事項などは担当医師までご確認ください。

Q
レーザー照射後、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A

照射後のメイクは、照射部分以外なら当日でも可能です。照射部位は照射後2~3日程度でかさぶたができますので、その上から軽くファンデーションなどを塗っても問題ないとされています。 詳しい注意事項などは担当医師までご確認ください。

フォトRF(光+高周波治療)

手術時間 ダウンタイム 費用目安
60分前後 1日前後 1.5万円~5万円

フォトRF(光+高周波治療)とは

フォトRF(光+高周波治療)は光を照射し、コラーゲンの生成を促すことにより、シミやくすみ、肌の赤み、シワ、たるみ、そばかす、毛穴の開きなどを治療する光治療に、「高周波」がプラスされた治療法です。

高周波がプラスされたことにより、光エネルギーだけでは伝えられない熱エネルギーを真皮層まで伝えられるようになりました。

また、高周波エネルギーをプラスすることで、光エネルギーを最小限に抑えられるため、光エネルギーによる痛みや、やけどのリスクが抑えられるといわれています。

そのため、光治療より痛みや肌への負担が軽く、ダウンタイムも少ないとされています。
※個人差あり

フォトRF(光+高周波治療)はこんな方におすすめ

  • 小シワが気になる方
  • ニキビが気になる方
  • シミやくすみが気になる方
  • そばかすが気になる方

フォトRF(光+高周波治療)のよくある質問

Q
フォトRF(光+高周波治療)の照射は痛いですか?
A

「輪ゴムをパチンと弾かれたような痛さ」を感じる方が多いようです。痛みが気になる場合は、担当医師までご相談ください。

Q
照射後、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A

照射直後にメイクをしても問題ないとされています。詳しい注意事項などは担当医師までご確認ください。

ハイドロキノン・トレチノイン治療(シミ・肝斑)について

手術時間 ダウンタイム 費用目安
ホームケア(1日2回外用) 2~3 4万円~

ハイドロキノンとは

「ハイドロキノン」は、イチゴや麦芽、コーヒー、紅茶などに含まれる天然成分です。
シミの原因であるメラニン色素の生成を抑えるだけでなく、メラニン色素をつくる 「メラノサイト」と呼ばれる細胞そのものを減少させる働きがあります。

しかし、ハイドロキノン自体は浸透性があまり高くなく、トレチノイン(レチノイン酸)などと併用し、治療することが多いとされています。

■ハイドロキノン使用時の注意点
・ハイドロキノンの濃度について
低濃度のものであれば、個人差はありますが、肌に大きく負担をかけずに使用できるとされています。ただし、自身の肌に合わない濃度のハイドロキノンを使用すると、炎症などの肌トラブルを引き起こす可能性もあります。

ハイドロキノンが配合された化粧品もありますし、美容皮膚科ではより専門的な診断を受けた上でご自身にあった処方をしてもらえます。

・パッチテストの必要性について
ハイドロキノンは非常に刺激が強く、肌の弱い方は低濃度のものでも赤くかぶれてしまう場合や炎症がおきる可能性も。医師の指示に従い、使用前には二の腕の内側など柔らかい部分の肌でパッチテストを行うことをお勧めします。

・副作用について
ハイドロキノンを1年以上長期使用した場合や、高濃度なハイドロキノンを継続した場合などに「白斑(はくはん)」と呼ばれる部分的に肌の色が抜け、白くなる副作用が現れる症例があります。詳しい白斑の説明に関しては、担当医師までご確認ください。

・紫外線予防について
治療中に強い紫外線を浴びるとかえってシミが濃くなる場合があります。日中に外出される場合は、日焼け止めなどの紫外線対策をするとよいでしょう。その他、詳しい注意事項などは、担当医師までご確認ください。

・保存方法について
酸化しやすい成分のため、開封後は冷蔵庫に入れ保管し、1~2か月を目安に使い切るようにしましょう。詳しい保管方法や使用期限については、担当医師までご確認ください。

トレチノインとは

「トレチノイン」は、ビタミンA誘導体と呼ばれる成分の1つで、表皮にあるメラニン色素を皮膚の外へ排出する働きがあります。

ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進し、肌にハリを与えるため、小ジワの治療やピーリングの代用として用いられることもあります。

■トレチノイン使用時の注意点
・赤みや皮むけについて
トレチノインの塗布後、1日目は何も起こらず、2~3日後(遅くて1週間後)に皮がポロポロと剥けはじめ赤くなります。この際、水分量が不足している状態になるので、保湿を心掛けるようにするとよいでしょう。

上記症状はトレチノイン治療に伴う反応ですので、使用を中止すると徐々に回復するといわれていますが、ご心配な方は担当医師までご相談ください。

・紫外線予防について
治療中に強い紫外線を浴びると、かえってシミが濃くなる場合があります。日中に外出される場合は日焼け止めなどの紫外線対策をするとよいでしょう。その他、詳しい注意事項などは、担当医師までご確認ください。

・保存方法について
酸化しやすい成分のため、開封後は冷蔵庫に入れ保管し、1~2か月を目安に使い切るようにしましょう。詳しい保管方法や使用期限については、担当医師までご確認ください。

ハイドロキノン・トレチノイン治療(シミ・肝斑)とは

トレチノイン・ハイドロキノン治療は、「トレチノイン」と「ハイドロキノン」を併用することにより、シミや肝斑などを治療する方法です。

トレチノインは「シミの成分(メラニン)を、皮膚の外に放り出す」、ハイドロキノンは「メラニンが新しく生成されるのを抑止する」というそれぞれの働きを活かし、治療を行うものです。

また併用によってハイドロキノンが浸透しやすくなることが、併用を勧められている理由の一つになります。レーザー治療が難しいとされる「肝斑(かんぱん)」の治療も可能とされています。また、ビキニラインなどの色素沈着や、乳輪の美白の治療などにも使用されます。

肌への作用が大きい成分ですので、個人での判断は行わずに必ず医師の指示に従い、適切に使用する必要があります。

ハイドロキノン・トレチノイン治療(シミ・肝斑)はこんな方におすすめ

  • シミが気になる方
  • 色素沈着が気になる方
  • 肝斑が気になる方

ハイドロキノン・トレチノイン治療(シミ・肝斑)のよくある質問

Q
どの位の期間、治療しますか?
A

ハイドロキノン・トレチノイン治療の成果がでるまでの期間は、一般的に2か月程度だといわれています。詳しい治療期間に関しては、担当医師までご確認ください。

ケミカルピーリングについて

手術時間 ダウンタイム 費用目安
15分前後 12時間後(肌質による) 5千円~2万円

ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に酸性の薬剤(主にグリコール酸)を塗布し、余分な角質や毛穴に詰まっている角栓の老廃物を取ることにより、肌を整える治療法です。

クリニックでは、グリコール酸、サリチル酸(マクロゴール基剤、エタノール基剤)、トリクロロ酢酸、乳酸などの薬剤を使用します。治療時の皮膚の状態により、薬剤の濃度の変更や、数種類の薬剤を組み合わせて使うことがあります。

物理的な刺激によって炎症を起こす(酸性の薬剤を塗布して肌表面を剥離させる)という肌の性質を用いた施術なので、皮膚への負担がかかるとされています。

施術は細やかな濃度・ph調整が出来る為、 敏感肌や炎症を起こしている方は、医師との相談のもと、ご自身の肌の状況に応じた治療を行うことが可能です。
余分な角質や毛穴の詰まりを取り、ターンオーバーを整えることができるのが特徴で、下記のような作用があるといわれています。

・過角化によって溜まった余分な角質を薄くし、毛穴詰まりを防ぐ
・白ニキビや黒ニキビの毛穴の詰まりを取りやすくし、炎症を起こした赤ニキビへの進行を防ぐ
・初期時点の『微細面皰(めんぽう)』 を取りやすくし、白ニキビや黒ニキビへの進行を防ぐ ・乱れてしまったターンオーバーを整え、過角化自体を防ぐ

1度の治療でも成果はあるとされていますが、約2週間に1度のペースで治療し、徐々に治療期間を延ばしていくと良いといわれています。
詳しい治療内容については、担当医師にご確認ください。

ケミカルピーリングはこんな方におすすめ

  • ニキビ・ニキビ跡が気になる方
  • 肌の凸凹が気になる方
  • 毛穴汚れを改善したい方

ケミカルピーリングのよくある質問

Q
ケミカルピーリングを受ける前の注意事項などありますか?
A

ケミカルピーリングを受ける前日の顔剃りやスクラブ洗顔など、角質が痛む行為は控えたほうがよいとされています。その他、詳しい注意事項などは担当医師にご確認ください。

Q
ケミカルピーリング後に気を付けることはありますか?
A

ケミカルピーリング後の肌は角質がなくなり、紫外線によるダメージを受けやすくなっているため、紫外線対策を行ないましょう。また、保湿力も低下するので、自分にあった保湿剤や乳液で十分なスキンケアを行なうとよいとされています。詳しくは担当医師にご確認ください。

Q
ケミカルピーリング後、すぐにメイクをしても大丈夫ですか?
A

ケミカルピーリング後、すぐにメイクをしても問題ないとされています。詳しい注意事項などは担当医師にご確認ください。

粉瘤(ふんりゅう)切除について

手術時間 ダウンタイム 費用目安
30分前後 1~2週間前後 2万円~

粉瘤(ふんりゅう)とは

粉瘤(ふんりゅう)はアテローム・表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)とも呼ばれ、皮膚の下に袋状のものができ、その中に外皮から剥がれ落ちた角質や皮脂などの垢が溜まった腫瘍のことです。

溜まった角質や皮脂は袋の外には出られないため、時間の経過と共に少しずつ大きくなっていきます。一見、ニキビとよく似ていますが、その対処方法は全く異なります。粉瘤はセルフケアでは治らないため、もし粉瘤のようなものが見つかった場合、皮膚科や美容皮膚科を受診することをお勧めします。

粉瘤ができる原因は、はっきりとわかっておらず、ヒト乳頭腫ウイルスによる感染や、外傷がきっかけになっているのではないかといわれています。

■下記項目に当てはまる場合、ニキビではなく粉瘤である可能性もあるので注意が必要です

・皮膚の表面に「黒い点」がある
・外からつまめる「しこり」がある
・しこりから「悪臭」がする

粉瘤(ふんりゅう)切除とは

粉瘤(ふんりゅう)切除とは、できてしまった粉瘤を取る治療法です。
大きくわけて「小切開摘出術(切除術)」と「ヘソ抜き法(くり抜き法)」の2つの方法があります。

■小切開摘出術(切除術)
小切開摘出術は、局所麻酔後、小さく皮膚を切開し、そこから皮膚の下の袋である嚢腫(のうしゅ)を引っ張り出して除去後、皮膚を縫合する方法です。約1週間後に抜糸を行います。

■ヘソ抜き法(くり抜き法)
ヘソ抜き法は、特殊なパンチで粉瘤に小さな穴を開け、そこから粉瘤の内容物をもみ出した後、しぼんだ粉瘤の袋(嚢胞)もすべて取り除く方法です。

詳しい施術内容に関しては、クリニックにお問合せください。

粉瘤(ふんりゅう)切除はこんな方におすすめ

  • 粉瘤(ふんりゅう)が気になる方

粉瘤(ふんりゅう)切除のよくある質問

Q
粉瘤(ふんりゅう)ができた場合、どうしたらよいでしょうか?
A

粉瘤は悪性ではなく、必ずしも治療が必要なものではないとされていますが、放置することにより肥大し、炎症を起こす可能性もあります。粉瘤ができるだけ小さいうちに、皮膚科や美容皮膚科を受診することをお勧めします。詳しい粉瘤の説明については、クリニックまでお問合せください。

Q
粉瘤(ふんりゅう)は切除したら再発しませんか?
A

一般的には袋ごと切除した場合、再発することはないとされています。詳しい再発の可能性については、担当医師までご相談ください。

Q
粉瘤(ふんりゅう)切除は痛いでしょうか?
A

局所麻酔の注射による痛みがありますが、麻酔により、切除の痛みはほとんどないとされています。術後に1日程度痛みが残る場合もあるとされています。詳しい施術の痛みなどは担当医師までご確認ください。

シワ治療(ヒアルロン酸注射)について

手術時間 ダウンタイム 費用目安(1本)
5~10分前後 ごくわずか※個人差あり 1万円~

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸はもともと人の体内に存在する成分で、粘性が高く、ネバネバした性状をしており、年齢と共に減少していきます。

また、主成分はムコ多糖の一種(ムコアセチルグルコサミンとグルクロン酸が結合しあった糖)で、アレルギーを引き起こす要因であるタンパク質ではないため、パッチテストの必要がなく、人体に悪影響を及ぼす可能性は低いとされています。

皮膚・筋肉・軟骨を構成する主成分になっており、細胞同士を繋ぎあわせる働きをするため、人にとって必要な成分といえます

シワ治療(ヒアルロン酸注射)とは

シワ治療(ヒアルロン酸注射)は、シワの気になる部分にヒアルロン酸を注射することにより、シワの溝を盛り上げ、目立ちにくくする治療法です。

メスを使用しないため、切開する施術よりも痛みや腫れは少ないとされ、施術時間も5~10分程度と短いのが特徴です。

通常、ヒアルロン酸の持続期間は約1年程度といわれ、約2~3年かけて体内に吸収されます。詳しいヒアルロン酸の持続期間にかんしては、担当医師までご確認ください。

一部位に大量に注入した場合や、皮膚の浅い部位に注入した場合などは、なかなか吸収されずに長期間残る場合もあります。注入するヒアルロン酸の量に関しては、担当医師とご相談ください。

ヒアルロン酸注射で凸凹になる?

ヒアルロン酸注射後、注入部位が凸凹になることがありますが、原因の一つとして、注入部位に合っていない粒子のヒアルロン酸を注入してしまうことが挙げられます。

詳しい内容は、担当医師までご確認ください。

シワ治療(ヒアルロン酸注射)はこんな方におすすめ

  • 手術には抵抗がある方
  • シワを目立ちにくくしたい方

シワ治療(ヒアルロン酸注射)のよくある質問

Q
手術後、メイクをしても大丈夫でしょうか?
A

施術当日からメイクや洗顔をしても問題はないとされていますが、念のため担当医師にご確認ください。

Q
ヒアルロン酸注射はどの部分のシワでも大丈夫ですか?
A

口元のほうれい線や額のシワ、目元のくぼみなどにも注射できるとされていますが、クリニックごとに異なる場合もあるので、事前にご確認ください。

シワ治療(ボツリヌストキシン注射)について

手術時間 ダウンタイム 費用目安(1本)
5~10分前後 ほぼなし※個人差あり 1万円~

ボツリヌストキシンとは?

ボツリヌストキシン注射で使用されるボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌を加工し、A型ボツリヌスを精製した製剤のことです。

ボツリヌストキシンの働きとして、筋肉が収縮する際に神経の末端から放出されている「アセチルコリン」という神経伝達物質の作用を弱める働きがあり、シワ治療ではこの働きを利用した治療を行います。

シワ治療(ボツリヌストキシン注射)とは

ボツリヌストキシン注射によるシワ治療は、ボツリヌストキシンの作用により、筋肉の緊張をほぐして弱めることで、「眉間のシワ」「目尻のシワ」などの表情ジワを浅くし、目立ちにくくする治療法です。

メスを使用しないため痛みや腫れも少なく、施術時間が5~10分程度と短いのが特徴。個人差はありますが約半年程度の間、成果が持続するといわれています。

ヒアルロン酸注射との違いは?

ボツリヌストキシン注射は、筋肉の動きを弱め、シワを目立ちにくくするもので、眉間のシワや目尻の放射状のシワなど、表情筋の収縮運動によってできたシワに向いています。

一方ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を注入しシワ自体を盛り上げ、見えにくくするもので、法令線のようなシワの溝への注射により、肌のハリを与えるものです。

シワの種類により、治療法が異なりますので詳しくは担当の医師にご相談ください。

シワ治療(ボツリヌストキシン注射)はこんな方におすすめ

  • 表情ジワが気になる方
  • 手術には抵抗がある方

シワ治療(ボツリヌストキシン注射)のよくある質問

Q
注射は痛いですか?
A

採血などに比べると注射の痛みは少なく、よほど痛みに弱い方でなければ我慢できる程度の痛みといわれています。ご心配な方は、担当医師までご相談ください。

Q
妊娠中にボツリヌストキシン注射(シワ治療)はできますか?
A

妊娠中や妊娠を予定している方には施術を行わないとされています。詳しい説明などはクリニックまでお問い合わせください。また、妊娠していると知らずにボツリヌストキシン治療を行ってしまった場合、担当医にきちんと相談することをお勧めします。

フェイスリフト(糸)について

手術時間 ダウンタイム 費用目安
20~30分前後 ごくわずか※個人差あり 10万円~

フェイスリフト(針・糸)とは

フェイスリフト(針・糸)は、専用の細い針を使い、医療用の糸を皮膚の下に埋め込むことにより、シワやたるみなどを治療する方法です。

メスを使用しないため、切開よりも術後の腫れが少ないとされており、施術時間が20~30分程度と短いのも特徴。

時間の経過と共に体内に吸収される糸を用いた施術、糸を埋め込んでいる間は成果が継続する施術など、クリニックごとに様々な施術があります。詳しい施術内容はクリニックまでお問い合わせください。

フェイスリフト(糸)はこんな方におすすめ

  • シワやたるみが気になる方
  • メスを使わずリフトアップしたい方

フェイスリフト(糸)のよくある質問

Q
施術後、いつから洗顔をしても大丈夫ですか?
A

施術した翌日から、洗顔をしても問題ないとされています。詳しい注意事項は、担当医師までご確認ください。

Q
施術後、糸がでてきたりしませんか?
A

通常、糸が皮膚の表面に出てくることはないとされています。詳しい内容は、担当医師までご確認ください。

フェイスリフト(切開)について

手術時間 ダウンタイム 費用目安
(1本)
60~120分前後 2~3週間程度 30万円~

フェイスリフト(切開)とは

フェイスリフト(切開)は、髪の生え際部分や、耳周辺部分などを切開し、皮膚や筋膜を引き上げ固定することにより、シワやたるみを治療する方法です。

ミニリフト(頬やこめかみのたるみ治療)・フルフェイスリフト(ほぼ顔全体のたるみ治療)など、クリニックによって様々な種類があります。

成果のでる範囲や術後のケア方法などがそれぞれ異なるため、詳しい施術内容に関してはクリニックまでお問い合わせください。

施術から約1週間後に抜糸を行います。

フェイスリフト施術後のメイクや洗顔など

■メイクについて
フェイスリフト(切開)の施術当日は顔全体のメイクは避け、アイメイクや口紅などのポイントメイクのみにしておくとよいでしょう。

施術の翌日以降、傷口以外の場所であれば、通常通りのメイクをしても問題ないといわれています。詳しい注意事項については、担当医師までご確認ください。

■洗顔について
フェイスリフト(切開)の施術当日から2日間程度は、傷口を濡らさなければ石鹸や洗顔フォームを使って洗顔をしても問題ないとされています。

施術後、3日目以降は傷跡を含め、通常通り洗顔をしても問題ないとされています。詳しい注意事項については、担当医師までご確認ください。

フェイスリフト(切開)はこんな方におすすめ

  • シワ・たるみが気になる方
  • 見た目の若返りをしたい方

フェイスリフト(切開)のよくある質問

Q
施術後、いつからシャンプーをしても大丈夫ですか?
A

フェイスリフトの施術後、約3日程度はシャンプーなどを使用しての洗髪は控えたほうがよいとされています。 詳しい注意事項は、担当医師までご確認ください。

Q
切開後、いつからヘアカラーをしてもよいでしょうか?
A

フェイスリフトの施術後、約1ヶ月程度はヘアカラーやパーマなどは控えたほうがよいとされています。詳しい注意事項は、担当医師までご確認ください。

※施術によって生じるダウンタイム(腫れる期間)や効果には個人差があります。
※手術法、術名などはクリニックによって異なります。
※詳しくはご希望のクリニックまでお問合せください。