紫外線は将来しわ・たるみの原因になるから、今からしっかりUV対策…と思っていても、実はしわやたるみは、紫外線対策だけじゃNGだった？という説があります。紫外線対策と一緒に行っておきたいしわ・たるみ対策がありますから、実際にこれからの季節に行ってみましょう。
紫外線がしわ・たるみの原因となるのは何故？
紫外線はシミの原因になるということは既に周知の事実ですが、紫外線はしわやたるみの原因にも関係しています。しわ・たるみは、単に加齢だけではなく、紫外線によってダメージを受けることが原因ということも知っておきたい事実です。
紫外線は、波長の長さによって、種類が分かれます。紫外線による肌ダメージとしてよく挙げられる「日焼け」「シミ」などは、UVBが関係しています。UVBを浴びることで、肌がメラニンを生成し肌を守ろうとするため、結果的に過剰のメラニンによってシミが出来ます。日焼け止めの「SPF」という値は、UVBに対する効果を示す値で、SPF30の場合「何もつけない状態より日焼けを30倍遅くすること」という意味となります。
一方しわを引き起こすのは、紫外線の中で最も波長の長いUVAです。波長が長い＝肌の奥の真皮層に到達し、コラーゲンなどの肌のハリつやを保つ成分を破壊します。またコラーゲンを作る細胞にもダメージを与えるため、結果的に肌の老化につながります。日焼け止めの「PA」という値は、UVAに対する防御力を表し、「＋」が後に多く続くほど効果が高いです。
習慣その１：インナーケアで糖化現象を防ぐ！
しわ・たるみの原因は殆どが紫外線だと言われていますが、食べ物によってもしわ・たるみになりやすいものというものがあります。その代表が糖分です。糖分を過剰摂取することで、体内の余分な糖分がタンパク質と結びつき、細胞を老化させると言われています。甘いものが大好きな女性には苦しいですが、エイジングケアを始めたいのであれば、体の糖化に目を向けましょう。
糖分を過剰に摂取すると糖化現象がおき、細胞を老化させ、肌のコラーゲンが破壊されるので、糖分の取りすぎはよくないのです。食事をする場合、糖化を防ぐためにも老化防止のビタミンEなどが入ったものと一緒に食べるようにしましょう。炭水化物の摂りすぎも避けたいところです。
また、ストレスや睡眠不足により、糖化が促進される場合もあるため、日常的な生活習慣の見直しも必要になります。
習慣その２：保湿は年中マストケア！
夏になると、暑くて湿気があるので、保湿は頑張らなくても大丈夫というイメージを持っている人も多いかと思いますが、そんなことありません！とくに今年の夏は、リモートワークが進んだ影響で、自宅でエアコンを浴びながら仕事をしていて椅子から動くことも少ないので、体は常に冷えているという方も多いのでないでしょうか？
また、夏の肌は、表面は汗や皮脂で潤っていると思っても、肌の内側は乾燥の危機にさらされています。お肌は年中乾燥する！という意識を大切に、保湿はしっかりしておきましょう。また、乾燥によって一時的にできたしわが元に戻らなくなるという症状も見られますので、一時的なしわを見逃さないようにしましょう。
習慣その３：間違った洗顔方法とはおさらば！
毎日のスキンケアで、きちんと正しい洗顔をしていますか？ごしごし擦るのはNGだと分かっていても、しっかりメイクを落とすためにクレンジングでごしごし…なんてしていませんか？
メイク落としに関しても優しく行うことが大切です。アイメイクなど濃いメイクはポイントリムーバーで落とし、ベースは優しくマッサージするようにメイクを落としましょう。洗顔もふわふわの泡で泡を転がすように粗い、指が肌に触れない程度が最適でしょう。
泡やクレンジングオイルをすすぐときは、むるま湯で丁寧に隅々まで洗い流します。入浴と同時にシャワーですすぐという方もいるかもしれませんが、シャワーの水圧が強すぎると、肌に負担を与える危険性があるため、手ですすぐのがおすすめです。洗顔後は優しくタオルで拭き取り、保湿も忘れないようにしましょう。
しわ・たるみを防ぐには、日焼け止めを塗るだけの対策では物足りません！上記でご紹介した3つのポイントを意識して、いつまでも若々しいお肌を目指してみませんか？
