二度寝してしまって、慌てて起きてメイクして…ふと鏡を見ると、なんだか顔が腫れぼったい!?「これはむくみ?」という経験を持った女性はいないでしょうか。
実際、二度寝してしまうとむくみ取りの時間がなくなりますから、むくみ撃退マッサージでむくみを乗り切りましょう。
二度寝によるむくみのメカニズムとは・・・
むくみとは、リンパの流れが滞ってしまうことが原因とされています。
よく夕方に脚がむくんでる…といったことがあると思いますが、これはリンパの流れが阻害されて全身にうまく流れず下半身ばかりに溜まっているから。リンパが滞ると、水分代謝が悪くなってしまうので、排泄されるはずの余分な水分や老廃物が体に残ったままになってしまいます。これがむくみの正体です。
眠っている間は、寝返りなどで動く手足と違い、顔はあまり動きがありません。起き上がっている間は、水分が首から下へと流れやすくなっているため、顔がむくむことはあまりありませんが、寝ているとその分全身の水分が顔の方にもまわってくるので、寝起きは顔がむくむのです。
一説によると、うつぶせ派の方が仰向け派よりも「顔がむくんでいる」と感じている方が多いんだとか。
さらに二度寝でむくみやすくなるのは、このうつぶせ寝が多くなりやすいからだとも言われています。
「あと5分だけ…」と寝る時は横向きやうつ伏せで背筋を丸めている場合が多いようです。
冷温パックは2~3分でできて気持ちいい!
ただでさえ忙しい朝、二度寝でさらに顔がむくんでしまった!
しかも人前に出る予定やデートの前だったりしたら、短時間で急いでむくみ解消をしておく必要がありますね。
そんな時は、スピードむくみ撃退法です!
冷たいタオル、暖かい蒸しタオルを用意します。これを交互に顔にあてていきます。冷たいタオルを30秒あてたら、今度は蒸しタオルの熱いタオルを30秒顔に乗せます。これを交互に繰り返すことによって、顔のむくみが撃退されます。
温タオルと冷タオルを両方用意するのが難しい場合は、温タオルだけあればOK。
1)水に濡らしてしぼったタオルを電子レンジで温めましょう。家庭用の500~600Wなら30~60秒ほどが目安です。やりすぎると発火のリスクもありますから気を付けて。
2)その間に冷たい水で顔を洗い冷やします。
3)レンジから出した温タオルを熱すぎない程度に冷ましてから顔にオン!30秒おきます。やけどにきをつけましょう。
4)再び水で顔を洗い、最後に冷凍庫から氷を1つ出して、顔の表面に氷を滑らせます。
保湿して完成です。これだけで毛穴もキュッと引き締まり、むくみも解消されるはずです。
顔のリンパを流す
またいつもより早く起きた日には、顔のむくみの原因である水分やリンパを流す時間ができますね。
顔の中心から耳のあたりへ撫でます。リンパ液にふくまれる老廃物を耳下にあるリンパ管に集めて、最後に、首を通って鎖骨へ流すようにしましょう。
鎖骨のくぼんだ部分にはリンパ管がありますから、そこをある程度プッシュしておくと良いですね。気持ちいいくらいの強さがちょうど良いでしょう。
むくみ取りアイテムを使ってみる
自分でケアするのが面倒だ、という人は、アイテムを使いましょう。むくみ取りのためのアイテムは多数販売されています。特に肌をコロコロするアイテムは高額なものから安価なものまで揃っていますが、それ相応に効果が期待できます。
顔のフェイスラインに沿ってコロコロ、首筋をコロコロするだけでむくみが撃退されますから、面倒臭いな・・・と思う人は、そのようなアイテムをうまく使って乗り切りましょう。