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心理学を活かした好感度UPテク

心理学を活かした好感度UPテク【第7回】 大人だって孤独は嫌い! その「心遣い」は本当に相手のためになってる?

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意中の人と連絡をとり合って距離を縮めたいのに、「仕事が忙しいかも」「迷惑がかかるかな」など、あれこれ考えてアクションを起こせないことはありませんか?
今回は、そんなあなたを勇気づける、心理学をもとにした「○○欲求」についてお伝えします。

■大人の付き合いは「寂しい」一面もある

学生の頃は、友人や恋人と毎日連絡をとり、相手の些細な変化にもすぐに気付くことができるような、密なコミュニケーションを取っていた人も、大人になると変化します。
「仕事が忙しいだろうから」、「一人でいたいかもしれないから」などと、相手を配慮する気持ちによって、連絡を控えることは、大人のマナーとも言えます。
しかし、良かれと思うこの配慮が、相手との距離を引き離してしまう可能性もあるのです。大人になると、同性でも異性でも、密な関係になりにくい……。その背景にあるのは、大人ならではの配慮がマイナスに働いている結果とも言えるでしょう。
では、大人になったあなたは、今、どんな人となら親しくなれますか? 心を許せますか?
その答えは、「支えてくれる人」「頼れる人」「信頼できると感じた人」などなど、様々だと思いますが、おそらく大人も学生も大差はなく、似たような答えが出るのではないでしょうか。
大人になって、コミュニケーションとり方が変わったとしても、親しくなれるのは、学生の頃と同じように、心を通わせることができる相手なのです。

■誰かといたい、関わりたいと願う「親和欲求」は人の本能

ひとりが好きな人、大勢でいつも過ごしたい人。人との関わり方については、個人差があります。しかし、根本的に人は、多かれ少なかれ「誰かといたい」「誰かと話したい」と、人との関わりを求めています。このような心理現象を「親和欲求」と呼びます。

誰かといつも過ごしている人は、この「親和欲求」が高いと考えられますが、たとえ低い人であっても、環境や心理的な変化によって「誰かがそばにいてほしい」と思うこともあります。
「親和欲求」をテーマにした、有名な実験研究をご紹介します。アメリカの心理学者・シャクターは、実験協力者に「これから電気ショックの心理学的効果を調べる実験に参加していただきます。かなりの苦痛を伴うかもしれませんが、心臓に影響はありません」と説明しました。その後、参加者が実験開始まで、個室か、他の方が集まる大部屋か、どちらに入るかを調べたところ、多くの人が大部屋を選ぶ結果となりました。
この研究が明らかにしたのは、人は不安を感じたとき、誰かと一緒に過ごしたい、励まし合いたいと、「親和欲求」が高まる傾向にあるということです。
みなさんも、「今日は誰かと過ごしたい気分」になることはありませんか?
ひとりで平気な顔をしている人でも、「今日、元気ないけど大丈夫?」「なにかあった?」と、気にかけてもらえる言葉に喜びを感じることもあるのです。

■なにげない言葉をかけをくれる人が、大切な存在になる

あなたにとって、信頼出来る人、頼れる人とはどのような人ですか?
「面倒な人」や「気持ちを分かってくれない人」ではないことは確かでしょう。かといって、気を遣われ過ぎてしまうと、距離が遠くなってしまい、いざというときに頼れない、相談できない相手になってしまうこともあります。
たとえば、私が相談相手として選ぶのは、頻繁に連絡をくれる相手です。マナーがあるか、大人で冷静な相手なのかという基準で選ぶことはありません。なぜなら、自分がいざ寄り添おうとするとき、一番怖いのは相手から拒絶されることだからです。だからこそ、精神的に近い距離を保つための働きかけが、お互いの関係性において重要な役割を果たすのです。

「最近どう?」「最近、見かけないけど何かあった?」
何気ない、この一言が2人の距離をぐっと近づけるきっかけになることもあります。大人としてもマナーも、もちろん大切ですが、「相手と仲良くなりたい」と思う気持ちがちゃんと伝わっていないと、いつまでも知人のひとりとして浅い関係で終わってしまうかもしれません。相手の懐にさりげなく入っていくような人気者は、このバランスが絶妙に上手なのです。
最近、連絡をとっていない、あの人に。久しぶりに何気ない一言を添えたメールを送ってみてはいかがでしょうか?

     

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恋活サプリ
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恋活、婚活で疲れた時に、読んで元気になるサプリ

恋から結婚、社会環境から個人の2つの軸をおいて恋活を起点に幅広く人との出会いを意識し、単に出会いを求めるだけでなくライフデザインを意識し成人男女の人間形成のお手伝いをしていくことを目的として、「恋活・婚活」を応援するブランド「恋活サプリ」を通して、恋愛〜結婚を通したライフデザインを支援していきます。
・恋活サプリサイト http://koikatsusupple.zwei.com/
 

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