ダイエットの第一歩は、運動習慣や食事制限といわれていますが、最近ではダイエットサプリを試している方も多いのではないでしょうか。
ドラッグストアなどで手軽に購入できるダイエットサプリは、ダイエットの強い味方になってくれそうです。一方で、本当にダイエット効果があるのか？疑問に思っている方も多いでしょう。
今回は、ダイエットサプリに期待できることに合わせて、似たようなダイエット法として、医薬品を「飲む」「注射する」ことで、より効果を期待できる医療ダイエットについて解説していきます。
本当に効くの？ダイエットサプリとは？
「サプリメント（サプリ）」はあくまでも食品！薬ではありません
実は「サプリメント」という用語に行政的な定義はありません。明確な定義がないために、漠然と「日常生活で不足しがちな栄養素を補い、健康づくりをサポートすること。」と考えられているようです。
注意しなければいけないのは、サプリメントは医薬品ではなく、体調を根本的に治すものではないという点です。そのため、ダイエット効果に過度な期待はしないようにしましょう。
「保健機能食品」かどうかを目安に、ダイエットサプリを選ぼう！
サプリメントの定義が明確ではないのに対し、健康維持・増進に関する機能を食品のパッケージに表示できる「保健機能食品」という制度があります。国が定めた安全性や有効性に関する基準などに従って食品の機能が表示されています。保健機能食品には「栄養機能食品」「特定保健用食品」「機能性表示食品」の3種類があります。違いは以下です。
| 必要な届け出・許可 | 表示内容 |
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| 機能性表示食品 | 事業者責任で表示（国への届け出制） | 健康の維持、増進に役立つ、又は適する旨が表示されています。 |
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| 特定保健用食品（トクホ） | 国による個別許可制 | 健康の維持、増進に役立つ、又は適する旨が表示されています。 |
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| 栄養機能食品 | 個別の許可申請を行う必要がない自己認証制度 | 国が定める定型文で栄養成分の機能が表示されています。 |
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ダイエットサプリのパッケージを確認し、以下に当てはまるものを選びましょう。
①「栄養機能食品」「特定保健用食品」「機能性表示食品」の表示があるダイエットサプリ
②表示内容に、あなたが欲しい機能があるダイエットサプリ
ダイエットサプリに期待できる効果は？
ダイエットサプリは「痩せる薬」「魔法の薬」ではありません。「飲むことで体重が落ちる」「摂取するとスタイルがよくなる」といった効果は期待できません。
ダイエットサプリは、体重管理や減量に対して効果が全くないのか？というわけではありません。食事や運動に加え、ダイエットサプリを摂取することで、ダイエットを助けてくれる働きはあります。自分の努力だけでは足りない栄養素を補い、少しでもスムーズに成果を出したいのであれば、体重管理や減量に役立つ働きをしてくれるでしょう。
①糖や脂肪の吸収を抑える
食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑制してくれます。
→ついつい食べ過ぎてしまう方におすすめです。
②代謝のサポート
アミノ酸、補酵素が基礎代謝を後押ししてくれます。脂肪燃焼を加速させてスッキリボディをサポート！
→運動によるダイエットを後押ししたい方におすすめです。
③必要な栄養をしっかり補う
ダイエット中に不足しがちなビタミンやミネラルもサプリでカバーします。栄養バランスを整えて、偏ったダイエットを避けましょう。
→食事のバランスが乱れがちな方におすすめです。
④腸内環境を整える
便通もダイエットには大切です。腸内を整えるサポートをして、スッキリとした毎日に導きます。
→便秘がちな方におすすめです。
サプリメントでダイエットをサポートしたいなら、あなたの望む機能が表示されている「保健機能食品」を選ぶことをおすすめします。
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効果重視ならサプリより「医薬品」という選択も◎
これまで、ダイエットをサポートする「ダイエットサプリ」の話をしてきました。ただし、サプリはあくまで食品なので限界があります。ダイエットのサポートをしてくれても、肥満症を治療してくれるわけではありません。
一方で、医薬品の力を用いた医療ダイエットや、肥満症治療もあります。ハードな運動や過度な食事制限は不要で、食欲・満腹感・血糖値のコントロールをすることで、体重管理や減量に向けた治療プランをたててくれます。サプリと同じ「飲む」という行為で試すことができて効果を重視したいなら、サプリより効果が期待できる医薬品をおすすめします。
医療ダイエットで処方される医薬品は？
医療ダイエットでは、医師の診断のもと処方する医薬用医薬品を含むため、症状によっては処方できない場合もあります。
【GLP-1受容体作動薬】
GLP-1とは、小腸から分泌されるホルモンで、もともと体中にあって血糖値をコントロールする役割があります。GLP-1受容体作動薬は、このGLP-1と似た働きをする薬剤です。主に3つの働きがあります。
①脳への作用
摂食中枢に働きかけ、食欲をコントロールします。
②消化管への作用
胃から小腸への食物の流れをゆっくりにすることで、満腹感を持続させます。また食後の血糖値を抑える効果も期待できます。
③膵臓への作用
インスリンの分泌量を増やして、食後の血糖値が急に上がるのを抑えます。
【注意】
GLP-1受容体作動薬は、糖尿病の治療薬としてのみ認可されており、美容やダイエット目的での使用は認可されておらず保険適応外となります。
本来の目的である糖尿病の治療薬としての供給不足や、薬の効果や副作用の理解が不十分なまま使用してしまい体調不良につながるケースもあるため、医師の説明をしっかり聞いた上で慎重な判断を心がけましょう。
GLP-1受容体作動薬には、飲むタイプと、自分で注射を打つタイプがあります。
●GLP-1内服薬
GLP-1内服薬は、1日の最初の食事前に、1日1錠服用する経口薬です。
●GLP-1注射薬
GLP-1注射薬は、起きたとき（1日の最初の食事前）に、1日1回腹部または、太ももに注射して使います。
【GLP-1受容体作動薬以外の内服薬】
GLP-1受容体作動薬以外にも、肥満症を改善するための内服薬があります。
●SGLT2阻害薬※
糖尿病の治療薬として、国内で承認されている経口薬です。
1日1回服用する経口内服型のSGLT2阻害薬※です。
※SGLT2（エス・ジー・エル・ティー・ツー）というたんぱく質の働きを抑え、糖を尿とともに排泄させることで、血糖値を下げます。
●脂肪吸収抑制剤
脂質の吸収を抑える肥満症治療薬として、アメリカで認可されています。
脂っこい食事をする際に、食事直前または食後に1回1カプセル服用します。
※1日3回まで
●防風通聖散（漢方薬）
防風通聖散は、内臓脂肪やお腹まわりの脂肪に効果がある医療漢方薬です。
1日2～3回、食前にお湯または水で服用します。
●防已黄耆湯（漢方薬）
防已黄耆湯は、むくみやすい方へおすすめのダイエット漢方薬です。
1日2～3回、食前にお湯または水で服用します。
医療ダイエットの医薬品は、ドラッグストアなどで買えますか？
医薬品には「医療用医薬品」「一般用医療品」がある
医療用医薬品は、医師の処方箋が必要な医薬品で、強い効果を持ち、患者さん一人ひとりの病状に合わせて処方されます。上記で紹介した薬で言いますと、GLP-1・ゼニカル・ルセフィが医薬用医薬品にあたります。
一方、一般用医薬品（一般薬や大衆薬とも呼ばれます）は、薬局やドラッグストアで購入できる医薬品で、比較的安全性が高く、広く共通する症状に対応できる薬です。防風通聖散・防已黄耆湯が一般用医薬品にあたります。
ドラッグストアで買える肥満改善薬もあるが、病院で処方がおすすめ！
肥満改善薬は、一般医薬品であればドラッグストアで広く市販されています。ただし、ドラッグストアでは、医薬用医薬品の取り扱いはありません。医療用医薬品を選択肢に入れることで、よりあなたに合う薬を選ぶことができます。
また、病院であれば、医師のアドバイスを受けることが可能です。飲み薬で肥満を改善しようと思うなら、病院で医療用医薬品処方してもらうことをおすすめします。
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医薬品で肥満症治療なら！オンライン診療で「医薬品」がおすすめ
医薬品による医療ダイエットなら、オンラインクリニックで医師に相談することをおすすめします。
数あるオンライン診療のなかで、特徴的なオンライン診療体制を提供しているのが、デジタルクリニックグループです。デジタルクリニックグループが選ばれる理由について解説していきます。
専門の医師・医療チームが悩みに寄り添い、24時間チャットでサポート
専門の医師や医療チームが、悩みや不安に寄り添いサポートしてくれます。専門的な知識や経験をもとに、あなたに適した治療プランを作成します。
治療をはじめる前はもちろん、治療中もチャットで24時間365日相談できるのが嬉しいポイントです。
予約や事前問診をスマホやPCで◎診察は電話！薬は自宅に届く
基本的に、初診からオンラインで完結（オンラインでは完結できない場合は対面診療も）します。アプリ等のダウンロードも不要で、お医者さんと顔を合わせず、電話で診察が済むのがありがたいポイントです。
「医薬品」は目立たない梱包で最短当日発送
12時までに診察と決済を終えた場合、「医薬品」を当日に発送してくれます。
また、バイク便をご利用の場合、診察した当日にお届けが可能です。バイク便送料は、配送距離や時間帯により変動しますので、診察の際に確認ください。なお、バイク便の配達員の確保状況によって使用できない場合もございますのでご了承ください。
※対象地域：東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
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【まとめ】より効果的なダイエットならサプリより「医薬品」を試してみよう
ドラッグストアなどで手軽に購入できるサプリは、ダイエットの強い味方です。しかし、サプリはあくまで食品であるため、その効果には限界があります。同じように飲むのであれば「肥満症治療」に効果を期待できる医薬品をおすすめします。
オンライン診療であれば、家にいながらあなたに合う医薬品を医師に提案してもらえます。ドラッグストアに行かずとも、自宅で医薬品を受け取ることができ、365日24時間相談にのってもらえるので、忙しい方でも続けやすいので試してみてはいかがでしょうか。
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