心理学を活かした好感度UPテク【第9回】 「私も一緒!」その共通点が苦手な相手との距離を近づける!
初対面の相手と会ったとき、何を話していいか困った経験はありませんか?
そんな困った状況でも、盛り上がるきっかけがあります。
■共通点があれば、しらけた雰囲気が一変!盛り上がる
たとえば、共通の知人がいることが分かった、趣味が一緒だったなど、共通点がひとつでも見つかったとき、たちまち声のボリュームがあがり、盛り上がることがありますよね。そう、「共通点」こそ、初対面の相手と仲良くなる、大きなポイントなのです。
初対面の相手だけではありません。「苦手だなぁ」と思っている、会社の上司や知人など、すでに関係性が構築されている相手であっても、「共通点」はポジティブな効果をもたらしてくれます。私自身、苦手な上司とのコミュニケーションに悩んでいた時期がありました。他の人にはフレンドリーなのに、私に対しては少し冷たい態度を向けられている気がしたため、どうにか、私にもフレンドリーに接してもらいたいと思っていました。そんななか、彼と私は同じ出身地だということが分かりました。「これはもしかしたら使えるかも…」と思った私は、何気ない話のなかで、上司に同じ出身地だということを伝えました。すると、難しい顔をしていた上司はたちまち笑顔になり「職場で同じなのは、君だけだよ! もっと早く言ってくれよ」と、態度がコロリと変わってしまったのです。
「そんな単純な話ないよ」と、思われる方もいるかもしれません。しかし、共通点というのは、対人関係においては、私たちの想像以上に大きな力が働いているということを忘れてはいけません。
■共通点があることで、「安定した関係を構築できる相手」に昇格する
アメリカの心理学者、ハイダーは「共通点が多いほど、関係が安定する」ということを明らかにしています。全く知らない相手と、自分を結びつける何かがあることによって、良好な関係が構築されやすくなるというものです。「全く知らない誰か」から一変し、「同じ趣味をもつ相手」や、「○○さんの知人」など、自分と結びつける要因があることで、その人との距離がぐっと近づくのです。
■自分にとって魅力的な話ではなく、まずは相手と仲良くなれそうな話を優先する
一方で、会話が面白くないと思われてしまう方は、自分だけが知っている話を夢中でしてしまいます。相手が一生懸命聞いてくれていたとしても、実は無理をして聞いてくれているのかもしれません。たとえ、その話が自分にとってアピールすべき話だとしても、そこそこに抑えて、相手も一緒に盛り上がれる話にシフトした方がいいと言えます。
「共通点」が見つかれば、うまくいかない相手とも良好になることもあります。より幅広い人たちと、良好な関係が築くためには、相手の悪いところを探すのではなく、自分と似ているところを探すことが大切なのです。
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- 恋活サプリ
執筆者
- 恋活サプリ
- 恋活、婚活で疲れた時に、読んで元気になるサプリ
恋から結婚、社会環境から個人の2つの軸をおいて恋活を起点に幅広く人との出会いを意識し、単に出会いを求めるだけでなくライフデザインを意識し成人男女の人間形成のお手伝いをしていくことを目的として、「恋活・婚活」を応援するブランド「恋活サプリ」を通して、恋愛〜結婚を通したライフデザインを支援していきます。
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