理想の恋と人生が掴める 厳選「聖地・パワースポット」【第5回】 ただ1人を愛する人、許されぬ恋愛を加護する、在原業平の「不退寺(奈良県)」
檀林皇后の皇子 仁明天皇の勅願で建立された不退寺。桓武天皇を祖父とする平安時代の貴公子 在原業平ゆかりの地で、業平寺と呼ばれ親しまれています。ただ1人を愛する人、許されぬ恋愛の味方となる聖地です。
■在原業平の「許されぬ恋愛」から学び得る3つの力
この2人の恋愛や和歌を学ぶことで、授かることができる力は下記3つ。
・涙がつきない恋愛を穏やかにする、心を静める
・長期間続いた関係・想いを白紙にし、他力本願でなく自らの意思で未来を選ぶ
・優柔不断を脱却し、コンプレックスや精神的な痛みを糧にする
能楽の演目「雲林院」は、夢に現れた2人により雲林院に誘われた主人公が、伊勢物語の秘話に触れる作品。世阿弥の娘婿 金春禅竹の作「小塩」では、月の下の淡い桜を眺め、駆け落ちを振り返る在原業平が登場。同じく禅竹の作「杜若」では、在原業平を慕った杜若の精が、2人の恋愛を語ります。
能楽の謡や舞を担当するシテ方には五流儀ありますが、豊臣秀吉が愛した大和猿楽四座の1つ「金春流」は、伊勢神宮の創建に携わったと言い伝えられている秦河勝氏が祖。1400年の歴史ある金春流の「杜若」は、とりわけ、2人の恋愛の共感の渦へと誘い、感動と力を与えてくれるでしょう。
■不退寺への参詣ではずせない、ライフデザインに効くおみくじ
【48番:小吉】見禄隔前渓 労心休更迷 一朝逢好渡 鸞鳳入雲飛
夢や目標を手にしたいだろう、しかし目前には障害があり、進めないのだ。どうにもならないと嘆くかもしれない。しかし時が来るのを待つのだ。そうすれば、橋渡しを担う人・出会いに恵まれ、好機を掴むだろう。心の底から喜びを感じ、想像もしない高みの世界へと羽ばたく日が訪れるのだ。
2013年の年末にこのおみくじをひいた人は、「起業予定の時期を見送り、1年間見定めることにした。結果、去年に比べ具体的なイメージが固まり、来年からは加速する実感がある。おみくじの通りの2014年。勢いで去年、独立を選ばなくてよかったと思っている。」と教えてくれました。
■在原業平が恋愛成就の祈願をした聖樹「業平椿」
ただし、努力をせずに手にした愛は、自ら手放してしまう可能性大です。また、椿の枝が絡まり1つになるように、業平椿に恋愛を願った相手との関係は、一度終わりを迎えても完全に終わらせることはできず、腐れ縁を生む効果もあります。そして、この業平椿に縁結びを願うことができる相手は1人だけ。よくよく考え、実行してください。
■在原業平が愛した「菱型」の両手に花効果と注意点
また、菱形のような犬歯・尖った歯がある人は、異性癖が悪く、奥ゆかしさ・純情さ・一途さ・あなたへの献身さは、仮面だと覚えていてください。女性の場合、腹黒さ・したたかさ・言葉巧みに人を操る力は絶大で、偽りの愛をふりまき見返りを求めます。男性の場合、在原業平のように恋愛経験が豊富な役者で、浮気や嘘はお手のもの。真剣につき合う人や結婚相手には不向きです。ご注意ください。
ちなみに、名前の漢字に正方形や長方形でない四角形(例:彦、澄)、三角系(例:文、努)があると、複雑な対人関係や恋愛での三角関係に縁があります。
■不退寺ゆかりの偉人・在原業平の生き方と言葉をライフデザインに生かす
「神の力を持つ女性、巫女が腕を振るえば、神の世界でも起きたことがない奇跡がこの世でおこる」「時代の禁忌をおかし、長く続く伝統に矢を投じ、新しい流れを作るとき」。屏風歌として在原業平から天皇の后 藤原高子に贈られたこの和歌。彼女への恋文とも、引き立てを請う声とも、伊勢神宮の巫女への想いを語る言葉とも、とることができます。
和歌は31文字で心を表現するコミュニケーションツールであり、言葉の教科書。和歌に触れること、和歌の真意を紐解くことで、あなたのライフデザインに活かせる学びを得ることができます。生き方の参考書として和歌、特に百人一首を学ぶと、自分らしく生きるヒントや対人関係の解決策に恵まれるでしょう。
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- 恋活サプリ
執筆者
- 恋活サプリ
- 恋活、婚活で疲れた時に、読んで元気になるサプリ
恋から結婚、社会環境から個人の2つの軸をおいて恋活を起点に幅広く人との出会いを意識し、単に出会いを求めるだけでなくライフデザインを意識し成人男女の人間形成のお手伝いをしていくことを目的として、「恋活・婚活」を応援するブランド「恋活サプリ」を通して、恋愛〜結婚を通したライフデザインを支援していきます。
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