赤ら顔の正体は?
赤ら顔の正体は毛細血管を流れる血液の色です。人の体は自律神経の働きにより血管が拡張と収縮を繰り返し、血液を循環しています。しかし血管が拡張して血流が増えていくと、皮膚の表面から血液の色が透けて見えてしまいます。この状態がいわゆる「赤ら顔」です。
頬の部分は他の部分と比べると、4~5倍近くの毛細血管が張り巡らされていると言われています。そのため、より赤さが目立ってしまうのです。
「顔が赤く高潮して見えてしまう…。」「りんごのようなほっぺたのせいで化粧映えしない…。」このように赤ら顔に悩んでいる方は少なくないと思われます。なぜ赤ら顔になってしまうのでしょうか?その原因と治療方法を探ってみたいと思います。
赤ら顔の正体は毛細血管を流れる血液の色です。人の体は自律神経の働きにより血管が拡張と収縮を繰り返し、血液を循環しています。しかし血管が拡張して血流が増えていくと、皮膚の表面から血液の色が透けて見えてしまいます。この状態がいわゆる「赤ら顔」です。
頬の部分は他の部分と比べると、4~5倍近くの毛細血管が張り巡らされていると言われています。そのため、より赤さが目立ってしまうのです。
赤ら顔になる要因は様々です。主な要因としては
・寒い場所(寒冷地)で生まれ育った場合
・自律神経が乱れている場合
・便秘や胃腸障害による、のぼせの状態が継続している場合
・ステロイドや放射線照射により皮膚が萎縮してしまった場合
・内分泌ホルモン系機能障害
・生まれつき皮膚が薄い場合
などがあります。
複数の要因が絡んでいることもあるので、素人ではどれが原因と特定するのは難しいようですね。
それでは、どのような方法で赤ら顔は治療できるのでしょうか?食生活を改善したり、スキンケアを見直すことで改善されることもあるようですが、目に見て分かるほどの改善には至りにくいようです。
美容皮膚科ではフォト治療(光治療)、フォトRF、光レーザーなどの方法で治療をするため、ほとんどの場合は改善が期待できます。個人の症状によっては数回にわたって治療をする必要があるのですが、回数を重ねるごとに毛細血管の拡張が正常な状態に近づいていき、症状が改善するようです。
要因によって治療方法は変わってくるので、まずはしっかりとカウンセリングで相談してみましょう。
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1993年三重大学医学部卒業、2006年城本クリニック入職。 二重術を最も得意とし、症例数は数千例にも及ぶ。 座右の銘は「白髪が増えるほど経験も増える」。