プチ整形の定義とは?

美容外科業界でも、最近はメスを使った本格的な手術より、比較的簡単なプチ整形が人気を集めているようです。気軽に試せて費用も安めに設定されているので、メイクの延長のような感覚で受ける人もいるようです。
そこで今回は、プチ整形でどんなことができるのかご紹介したいと思います。
基本的にメスを使用せず、糸を留めるだけ、注射をするだけで容姿を整える美容外科手術の総称として「プチ整形」という言葉を使っています。
施術の種類によっては元に戻すことも可能であり、更にダウンタイムが短いというのも特徴です。
現在ではさまざまなプチ整形が登場し、外見的な悩みのほとんどをプチ整形で解決できるようになってきました。ちなみにクリニックによってはレーザー治療などもプチ整形に含むことがあるようですね。
ダントツの人気を誇るのが二重埋没法。まぶたを切開することなく、医療用の糸で留めるだけで二重まぶたに仕上げることができますし、糸を外せば基本的に元に戻せるという安心感もあるでしょう。
埋没法にもいろいろな方法があり、糸を2箇所留める2点留めから4箇所留める4点留めなどもあり、まぶたの状態や理想の仕上がりに合わせて技法を選ぶ場合もあります。
鼻筋にヒアルロン酸を注入する隆鼻術も広く知られている方法ですね。
人間がもともと体内に持っている成分でもあるヒアルロン酸を鼻筋に注入するだけで、鼻を高くしたり鼻筋を通したりすることができます。
ヒアルロン酸は種類にもよりますが、2・3ヶ月~1年半くらいで少しずつ体内に吸収される成分なので、永久的な効果とはいきませんが、プロテーゼを挿入する手術と比較するとかなりの手軽さなので、以前より根強い人気を集めています。
鼻筋以外にもヒアルロン酸はさまざまな部位に使えます。顎先に注入すれば、ぼんやりしていた輪郭がシャープな印象になりますし、額に注入すれば可愛らしい丸みを帯びた額になります。
また、法令線や額の深いシワにヒアルロン酸を注入すれば、シワの部分がふっくらとして目立ちにくくなるでしょう。他にバストアップに使用することもできます。
豊胸バッグと違い、ヒアルロン酸なら注入量や注入部を微調整することができるので、バスト形の左右差や離れたバストの悩み解消もある程度は期待できるでしょう。
ヒアルロン酸と一言で言ってもさまざまな種類があり、それぞれ粒子の大きさが異なるため、注入する部位に合わせてヒアルロン酸を選べば、より自然な仕上がりになるでしょう。
ボトックスもヒアルロン酸に並ぶプチ整形では有名な成分ですね。ボトックスは筋肉の働きを抑える効果があるので、例えばエラの部分に注射するとエラの張りが解消し小顔効果が期待できます。
また、額や眉間にシワを寄せてしまう癖がある人もボトックス注射によって表情筋の動きを抑えることで、シワ解消効果や将来的なシワの予防が期待できます。
ボトックスもヒアルロン酸同様に種類にもよりますが、効果が半年ほどで消えてしまうので、効果を維持したいのであれば定期的に施術を受ける必要があるでしょう。
医療技術の進歩とともに、さまざまなプチ整形が登場してきましたから、当然、今後も期待できるのではないでしょうか。より持続期間が長く、より痛みが少なく、より手軽な施術が登場すると思います。
最近、人気を集めているプチ整形には、再生医療などで行われるグロースファクターや繊維芽細胞移植という方法や、「PRP皮膚若返り治療」という、自分の血液から血小板血漿を抽出して、額や法令線、首のシワ、目元の小ジワに注入する方法など、女性の外見的な悩みを解消する選択肢はたくさん用意されています。
しかし、プチ整形とはいえ、デメリットがないわけではありませんから、しっかりとカウンセリングしてもらい、信頼できる医師のもとで受けるようにしてくださいね。
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入職以来、歴代の品川本院院長の右腕として常に最先端の美容医療に携わり、現在は本院院長として実績を積む。また、各ドクターへの技術面での指導医としても活躍している。