ご自宅で歯にホワイトニング薬剤を塗って、毎日少しずつ白くしていく方法です。
自分でホワイトニングができるの?通院は必要なの?
自宅で歯を白くするホームホワイトニングに関する基礎知識をご紹介します。
ご自宅で歯にホワイトニング薬剤を塗って、毎日少しずつ白くしていく方法です。
・弱めの薬剤を使うため歯に優しく、知覚過敏などが起こりにくいです。
・オフィスホワイトニングに比べて効果が出るまでに日数がかかりますが、一度白くなった後は、白さが長持ちしやすいです。
・時間をかけてじっくり白くするため、象牙質までしっかり白くすることができます。
・理想の白さにしっかりと近づけたい方
・できるだけ後戻りさせず、白さを長期間キープしたい方
・クリニックが遠いなど、できるだけ通院したくない方
・生まれつきの歯の色や質によって、何回施術を重ねても目標の白さにならない場合があります。
・オフィスホワイトニングよりも可能性は低いですが、施術後に知覚過敏が生じる場合もあります。施術を停止したあとに徐々に戻ることがほとんどですが、医師に相談しましょう。
・ご自身で行うため適切な使用がなされず、きちんと効果が得られない場合があります。
・施術期間中に喫煙をすると、通常よりも着色しやすくなるので避けましょう。
・無カタラーゼ症の方、お子さまや妊娠中の方は受けられません。
・施術中に口内炎やアレルギーなど異変を感じた場合はすぐに使用を停止して医師に相談しましょう。
・セラミックは白くできないため、詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立ちやすくなる場合があります。
あらかじめクリーニングを行い歯の表面の汚れや歯石などを落とします。
ご自身の歯にピッタリのマウスピーストレーを作製するために、歯の型を取ります。
完成したマウスピースをホワイトニング薬剤とともに受け取ります。
ご自宅でマウスピーストレーに薬剤を流し入れ、上下の歯にはめて、まんべんなく薬剤を歯の表面に密着させます。
デイタイプはマウスピースを装着した状態で30分~2時間ほどおきます。
ナイトタイプは寝る前にマウスピースを装着し、そのまま朝まで就寝します。
これを毎日1回ずつ、一定の時間に行い、1~2週間続けます。
おもに夜就寝時に装着する「ナイトタイプ」と、日中に数時間装着する「デイタイプ」に分けられます。
アメリカで多いタイプです。就寝中に薬剤とマウスピースをつけっぱなしで過ごすので、約8時間装着できます。
デイタイプより薬剤はマイルドです。特に日本人はエナメル質が薄く、歯の表面にダメージを受けやすいため、ナイトタイプの薬剤はかなり弱めになっています。
ナイトタイプは歯ぎしりをする方には不向きです。
日中に装着するタイプです。
薬剤が強く、1日1時間程度装着するストロングタイプと、薬剤が弱く、2~8時間程度装着するマイルドタイプがあります。
<デイタイプ・2週間の場合>
A. 薬剤の成分が異なります。医療機関でのホームホワイトニングは歯の中に浸透しますが、それ以外のホワイトニングは歯の表面にしか働きません。
サロンや通販のセルフホワイトニングキットや歯の消しゴムなどは価格も安く、入手しやすいのですが、無資格の人でも扱える重曹やポリリン酸などが主成分であるため、ホワイトニング効果はあまり得られません。また歯の表面に付着したヤニや茶渋などを除去するのには役立ちますが、歯そのものの色や歯の内部にしみこんだ着色までを分解することはできません。歯の黄ばみや黒ずみの原因によっては全く効果が得られない可能性があります。
一方の歯科医院やクリニックのホームホワイトニングは歯そのものを明るくすることができますが、医薬品であり過酸化水素や過酸化尿素を含むため、歯科医師や歯科衛生士などの資格がないと取り扱うことができません。
A. 着色しやすいものを飲食した後は、早めに歯を磨くようにしましょう。
着色しにくい食品だけを口にして生きていくのは現実的ではありませんね。施術後1~2週間のうちは、確かに歯が着色しやすい状態なので色の濃い食品を避けた方がよいでしょう。しかしそれを過ぎたら着色しやすいものを食べてもかまいません。しかしカレーやワインなど着色しやすい食べ物を食べたり、お茶やブラックコーヒーを飲んだ後も、なるべく早く歯を磨くようにしましょう。
また少量ずつ長時間飲み続けるより、決められた時間で飲食するようにした方が、着色汚れ防止だけでなく虫歯や歯周病予防の観点からもおすすめです。
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