在宅勤務でも塗らなきゃまずい!正しい日焼け止めの選び方

人によっては在宅勤務で自宅から一歩も外に出ない、という日も珍しくないですよね。
でも外出しない日もちゃんと日焼け止めを塗っておかないと、窓や壁からの反射で部屋にあふれる紫外線がどんどん肌に蓄積されて、着々とシミができてしまいます。さらに紫外線はしわやたるみにもつながるのでできるだけカットしておきましょう。
でも、自宅ではどんな日焼け止めをつければいいのでしょうか?

SPFとはなんだろう

日焼け止めにはPAやSPFなどが記載されており、数字が書かれていますよね。あるいは+++など。日焼け止めを購入する際、この数値などが大きい分だけ日焼け止め効果が高そうだとわかっていても、実際にはどんな差があるか覚えてない方もおおいはず。

SPFとは紫外線を浴びた際、皮膚が赤くなる時間をどれくらい長くできるか表しているものです。SPFは時間でいうと20分から25分と言われています。

つまりSPF20のアイテムの場合、20分×20で6時間ちょっとになります。SPF20でもそれだけの日焼け止め効果が期待できるんです。

SPF50なら 20分×50で16時間あまり。太陽が昇っている間、ほぼ1日をカバーできるというわけです。

ただし数値が高いものは肌への負担もかかるので、肌が弱い方が日常的に使う場合は、そこまで数値が高くなくても大丈夫です。

PAとは何のこと?

PAとは主に+++とあらわされているものですが、UV-Aの防御効果がどれだけあるかということになります。

肌の黒化までの時間をどれだけ延ばせるかという数値のことです。+の数が多ければ多いほど日焼け止め効果は高くなりますが、その分肌への負担も大きくなります。日常生活レベルであれば、++もしくは+++程度で充分です。

ただし、シミになりやすい方やしっかり防ぎたい方で、肌に日焼け止めの負担を感じない方なら「SPF50、PA++++」を日常的に使っておけば問題ないでしょう。
しかし、数値の高いものを選んだからといって、安心できるわけじゃないんです。大切なのは塗り方なんですよ。

意外と知らなかった?日焼け止めの正しい使い方

以前は日焼け止めは薄く、何度も付け直しをした方がよいと言われていましたが、実際にはメイクした後で、塗り直すのはほとんどの人ができないでしょう。

現在推奨されているのは、最初に規定量の日焼け止めをしっかりたっぷり塗って、後からお化粧直しの時に上から日焼け止めのパウダーなどを重ねる方法です。

日焼け止めの効果をしっかりと発揮してもらうには、パッケージに記載されている量をしっかりとつけることが大事です。この規定量を塗らないと、日焼け止めも効果を発揮することができません。

ほとんどの乳液タイプの日焼け止めでは、顔全体で500円玉1つ分とされていることが多いようですが、これはけっこうな量です。
一旦のばすと、顔全体がべたつくくらいの量です。しっかりムラなく塗り広げて、できれば30分ほど待って落ち着かせましょう。すると肌になじんでベタベタ感がなくなってきます。その後でメイクをするのがおすすめです。
最初にきっちり塗っておけば汗をかいても流れにくく、1日紫外線カットの効果をキープしてくれます。

もし汗などでメイクが崩れてきたら、パウダーやスプレータイプの日焼け止めが便利。汗を拭きとった後に、メイクの上からさっと重ねましょう。

ただし、外出して1日中屋外にいるようなときは、途中でしっかりベースから日焼け止めを塗りなおした方がよさそうです。

後で後悔する前にとりあえず塗っておこう

一度できてしまったシミやしわを治すことはかなり困難ですが、最初から肌を老化させないよう、毎日塗っておくのが賢い方法ですね!
今の生活が3年後、5年後の肌の違いになって現れますから、未来の自分をがっかりさせないように頑張ってみましょう。
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