美容整形・治療法説明婦人系とは

「もっと綺麗な形ならよかったのに…」「ニオイが気になる…」「色が人と違う…」など、女性のなかには、自分の性器について悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

デリケートな部分ほどお悩みは深く、なかなか人には相談できないものですよね。
最近では、女性専門医師や女性スタッフが担当につき、女性目線でのカウンセリングに力を入れているクリニックもあるとのこと。

しかし、「やっぱり恥ずかしい…」「痛みはどれくらい…？」など、疑問や不安は大きくなってしまうものです。

そんな疑問や不安を解消できるよう、ここでは外科手術を中心に、デリケートなお悩みを解決に導く方法をご紹介していきます。
ひとりで抱え込まずに、悩みと向き合ってポジティブになりませんか？

治療法の種類について

外科手術

その他の治療

大陰唇（だいいんしん）縮小術について

大陰唇縮小術（だいいんしんしゅくしょう術）とは

太ももの付け根と小陰唇の間のふっくらとしている皮膚のヒダを大陰唇といいます。
大陰唇は、生殖器や尿道口をやわらかく覆って保護する役割があります。

大陰唇縮小術は大陰唇の肥大や黒ずみ、シワが目立つ箇所を切除・縫合し、綺麗に整えます。

脂肪吸引する方法も

大陰唇を1センチ前後切開した後、3mm程度の細い吸引管で余分な脂肪を吸引することにより、縮小させる方法。

大陰唇縮小手術よりも傷痕が目立たず、ダウンタイムも短いとされています。

こんな方におすすめ

副皮（ふくひ）切除について

副皮（ふくひ）切除とは

副皮とは、小陰唇と大陰唇の間にある小さなヒダのことです。
副皮が全くない方や、片方だけにある方、2重3重にある方もいらっしゃいます。
小陰唇と区別がつきにくいため、混同されている場合も多いようです。

必ず手術が必要というわけではありませんが、女性器の見た目や、ヒダの間に垢が溜まり、臭いを発する原因になることがあるため、治療を希望する方がいらっしゃいます。

全体のバランスを考えながら、間の余分な皮膚を切除することにより、形や左右差を整えます。

陰核（クリトリス）包茎術と合わせて手術も可能

副皮（ふくひ）のある方は、小陰唇（しょういんしん）肥大や陰核（クリトリス）包茎を合併することが多いこともあるとされており、医師と相談の上、全体のバランスを考え、合わせて施術されることをお勧めします。

こんな方におすすめ

処女膜再生について

処女膜再生とは

処女膜とは、腟の入り口にある粘膜のヒダのことです。
とても脆弱な組織であるため、激しい運動で損傷することもあります。

処女膜再生手術とは、ヒダを一部切開し、細い糸で粘膜同士を縫合し、形を作ります。

こんな方におすすめ

すそわきがについて

すそわきがとは

すそわきがとは、デリケートゾーン付近からワキガ臭が発生する状態のことです。
これはワキガの原因となるアポクリン汗腺がワキの他にも、デリケートゾーン付近や耳の中、乳頭周辺など多数存在することから起こる症状です。

そのため、ワキガの症状で悩んでいる方は「すそわきが」も併発している可能性が高いといわれています。
→ワキガについてさらに詳しくみる

また、陰部は普段下着に隠れているため自覚症状を感じにくいことから、男性からの指摘ではじめて「すそわきが」だと自覚するケースもあるようです。

すそわきがの治療方法について

ボツリヌストキシン治療

ボツリヌストキシン治療は、ボツリヌストキシンという薬剤を注射することにより、発汗を抑え、すそわきがのニオイを軽減させる治療法です。メスを使わず、施術時間が5～10分程度と短いのも特徴。

半年～1年（個人差あり）程度発汗を抑えられるとされ、根治術ではありませんが、繰り返し注射を行うことにより、ニオイが気にならなくなるとされています。

切開手術（皮下組織削除法）

切開手術は、皮膚に数cmの切開を入れ、直接アポクリン腺を確認しながら、カミソリのような器具を用いて取る方法です。

また術後はタイオーバーという方法で圧迫が必要で、生活に支障が出ることもあるとされています。

電気凝固法

電気凝固法は、局所麻酔をほどこした後、毛根に沿って電極のついた針を刺し、電流を流すことでアポクリン腺を凝固変性させる方法です。

「ワキガ治療」よりも「すそわきが治療」に有効とされており、2回～6回程度施術を受けます。

針を刺す治療となるため切開による傷はなく、傷跡が残りにくいとされています。

ビューホット（フラクショナルRF）

ビューホット治療は、ニオイや汗の元となる汗腺だけに高周波をピンポイントに当てて破壊し、汗やニオイを抑える治療法です。ワキガ治療だけではなく、多汗症の治療にも使用されます。

陰核包茎（クリトリス包茎）手術について

陰核包茎（クリトリス包茎）手術とは

陰核（クリトリス）の外側の包皮が過剰に覆い被さっている状態のことを「陰核包茎（クリトリス包茎）」と呼びます。
陰核包茎は、陰核と皮の間に恥垢（ちこう）と呼ばれる分泌物の腐敗したアカがたまり、ニオイや痒みの原因になることも。

陰核包茎手術は陰核の被っている皮を切除する手術で、個人差はありますが15分程度で終了するとされています。

デリケートゾーンの黒ずみ治療について

デリケートゾーンの黒ずみ治療とは

デリケートゾーンの黒ずみの原因は、顔にできるシミと同じメラニン色素によるものです。
化学繊維を使った下着や身体に密着するジーンズなどを身に着けることにより、摩擦が生じやすくなります。その摩擦により細胞の代謝が低下するため、古い角質が蓄積され黒ずみが生じます。

また、ホルモンバランスの崩れにより肌の生まれ変わりサイクル（ターンオーバー）が乱れ、古い角質が残ったままの状態になり、黒ずみの原因となる場合も。

デリケートゾーンは皮膚が薄く、ダメージを受けやすいため、黒ずみを起こしやすい部位です。あまり神経質になる必要はありませんが、気になる場合は皮膚科や美容皮膚科に相談することをお勧めします。

デリケートゾーンの正しいケア方法

デリケートゾーンの皮膚は薄く、ダメージを受けやすいため、洗う場合は肌と同じ弱酸性のボディソープや石鹸をお勧めします。

またデリケートゾーンはゴシゴシ洗うのではなく、石鹸やボディソープなどを泡立てたものでそっと洗うと程度でも、黒ずみの原因となる古い角質などを取ることができます。

お風呂上がりの保湿ですが、肌の負担になる成分が入っていない「デリケートゾーン線用クリーム」などを使用すると良いでしょう。

※施術によって生じるダウンタイム（腫れる期間）や効果には個人差があります。
※手術法、術名などはクリニックによって異なります。
※詳しくはご希望のクリニックまでお問合せください。