1978年 富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984年 富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984年 大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986年 大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990年 大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990年 田辺中央病院医長
1991年 城本クリニック
二重形成、脂肪吸引、豊胸などです。長いキャリアの間に培った経験を活かし、どの施術においても自分なりに改良しています。例えば二重形成における埋没法は比較的簡単な施術とされています。
しかし、その人の目の形に合う二重を作る、腫れを抑えるための工夫など実はとても奥の深い施術でもあります。
脂肪吸引で最も大切にしているのはタルミや凹凸がない美しい仕上がりにすることです。脂肪は皮膚に近いところ、中間、筋肉に近い深い層と3層に分けて吸引します。
中間や筋肉に近い深い層は脂肪を多く取っても問題ありませんが、皮膚に近い浅い層で脂肪を取りすぎると凹凸や皮膚のたるみにつながります。
ヒップなどでも脂肪を取り過ぎるとたるみが生じてしまいますから、ハリのある美しいボディラインを作るには、ムダな脂肪だけを取り必要なものは残す判断が必要なのです。
ひとつは話しやすい雰囲気を作ること。緊張されている患者さんも多く、それは部屋に入ってきた時の表情でも分かります。
すぐに施術の話をするのではなく、天気の話やお子さんと一緒ならお子さんに話かけるなど親近感を持っていただけるようにしています。心を開いて頂くことがカウンセリングの第一歩ですから。
もうひとつはダウンタイムや費用についてもしっかり説明することです。「大丈夫です」の一言だけでは患者さんの信頼は得られません。
安心して施術を受けて頂くためにもすべてをクリアにする。また、できること、できないことがあることもはっきりお話しています。
美容医療はサービス業だと捉えています。ケガや病気を治すために通う病院とは違いますから、こちらの考えを押し付けるのではなく、お一人おひとりの希望や予算にあった「オーダーメイドの施術」が求められます。
例えば、予算的に無理な施術を希望されていた場合には、それに近い仕上がりができるもの予算内で提案します。患者さんに寄り添うことが大切なのです。そうした意味で、城本クリニックではアフターケアにも力を入れています。思い通りの仕上がりにならなかったという方には、一部の施術は再手術を無料で行う「保証制度」もあります。
また、施術を受けた日は腫れが強く出ることも多いので、家に帰ってからも相談できる「夜間緊急サポート」も行っています。
患者さんが安心して施術を受けられる環境作りをしていきたいですね。明確なガイドラインがないので、クリニックによって価格や施術内容にも大きな差があります。こうした質の差が患者さんに不安を与え美容医療への不信感につながっていると感じています。
学会では新しい術式など技術の向上はもちろんですが、信頼されるためにどうあるべきか。価格の設定や患者さんへの接し方など業界全体の底上げをしていきたいです。
価格やダウンタイムのリスクなどを明確にしないクリニックはオススメできません。あとは複数のクリニックでカウンセリングを受けるのもいいと思います。
いろいろなドクターに会って「説明が納得できる」「相性が良さそう」と感じる人に任せるのがいいのではないでしょうか。
医療の世界では「セカンドオピニオン」という言葉がありますが、それぞれのドクターの考えを聞くことで納得できる施術が受けられると思います。
掲載ドクターリスト