眼瞼下垂

【目元・1】眼瞼下垂

加齢によるまぶたのたるみに
眼瞼下垂治療とは、まぶたの皮膚を切除する(または糸で縫う)ことで目の開きを改善します

1. 眼瞼下垂(がんけんかすい)とは?

眼瞼下垂とは、加齢に伴う皮膚のたるみ、コンタクトの長期使用などにより、上まぶたが開きにくくなる症状のことを指します。まぶたを引き上げる眼瞼挙筋の働きが弱くなることでまぶたの開きが悪くなるとされています。

眼瞼下垂治療を行うことで、たるみが無くなることによる見た目年齢の改善や、視界が広がることによる肩こりの解消などの効果が期待できます。

施術の目安

通院回数
1~3回
 1)診察 カウンセリング・契約
 2)施術  
 3)抜糸(切開法の場合)
施術時間
手術トータル20分~60分
ダウンタイム
痛み・腫れ 1~2週間
 洗顔・メイク:1週間後から
 シャワー:当日(顔は濡らさず、温まりすぎない程度)
 ※切開法の場合は1週間後に抜糸が必要です
料金
30~70万円 ※両目
 平均相場 35~50万円程度 ※両目
上記はインターネットから収集した平均的な情報です。実際の症例やクリニックによって異なりますので、詳しくは診察にてご確認ください。

2. 眼瞼下垂の治療法・バリエーション

・眼瞼下垂(切開法)
眼瞼下垂(切開法)とは、上まぶたの皮膚を切開して、まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)を縫い縮めることで、まぶたを開く力を強くする治療法です。

・切らない眼瞼下垂
切らない眼瞼下垂とは、二重の埋没法と同様に、上まぶたの裏側を糸で縫い縮めることでまぶたを開きやすくする治療です。メスを使わないため腫れが少ない治療となります。

3. 眼瞼下垂の施術方法

・眼瞼下垂(切開法)
上まぶたを切開して、眼瞼挙筋につながっている挙筋腱膜という膜を縫い縮めます。眼瞼下垂は、挙筋腱膜がたるんでしまうことが原因であることが多いため、施術によりまぶたを開ける力を強くします。メスを使って切開をするため、術後の腫れが引くまでに1週間程度かかります。

・切らない眼瞼下垂
軽度の眼瞼下垂の方に向けた治療法。メスを使わずに、まぶたの裏側に糸を埋め込むことで眼瞼結膜と瞼板を縫い縮めます。切開をしないため腫れは少ないですが、糸が緩むとまぶたが元に戻ってしまう可能性があります。

4. 眼瞼下垂治療はこんな方におすすめ

・まぶたがたるんで老け顔に見える
・目の開きを大きくしたい
・奥二重からパッチリ二重になりたい
・視界が狭く、肩こりや頭痛に悩んでいる
・目が開きにくくなった

5. 眼瞼下垂についてよくある質問

Q.眼瞼下垂の施術は時間が経つと戻ってしまうのでしょうか?

A. 加齢により下垂が進むことはあります。

手術をした箇所が元に戻ってしまうというよりは、加齢によるたるみで眼瞼下垂が多少進行することもありますが、目元が不自然になるということではありません。

Q.メスを使わない眼瞼下垂と二重埋没法の違いは何ですか?

A. まぶたの開きをよくするか、二重にするかの違いです。

両方ともまぶたを糸で結ぶ施術になりますが、埋没法は二重にすることを目的をしており、眼瞼下垂は目の開きを良くしたり、目力を強くするための治療です。そのため、埋没法と併用して眼瞼下垂の治療を受ける方もいらっしゃいます。

6. 眼瞼下垂治療のリスク・副作用

・まぶたを上げ過ぎてしまうと、閉じにくくなり、ドライアイや目ヤニの増加につながる可能性があります。
・まぶたの一部分だけ上がってしまい、三角眼になるケースもあります。
・まぶたの形が変わってしまう場合があります(一重から二重、二重幅が狭くなるなど)。
・治療後にまぶたが炎症し、腫れが長引く可能性があります。

その他の治療法(眼瞼下垂)