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理想の恋と人生が掴める 厳選「聖地・パワースポット」

理想の恋と人生が掴める 厳選「聖地・パワースポット」【第9回】 努力と正義を裏切らない、梅の女神が微笑む菅原道真ゆかりの聖地

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静御前が愛した源義経は、人柄も実力も優れ、社会の期待を背負っていたがゆえに道を阻まれました。同じく名を成す道を辿るさなか貶められた菅原道真は努力と正義の味方をし、ゆかりの聖地は、念願成就を支援します。

■菅原道真ゆかりの聖地に応援される人の4つの特徴

「念願成就」の言葉通り、念じれば願いが叶うことを身をもって証明し、念じる人を味方し、力を授けるありがたい存在が菅原道真。努力が実を結ぶことを模範となり教えた菅原道真は、藤原時平の陰謀で太宰府に左遷されましたが、名や力は朽ちることなく、死してなお政治や文化に影響を与え続け、現代では、各地で神として祀られ、親しまれています。
そんな菅原道真が応援する人、ゆかりの聖地で力をいただける人の特徴は下記。念じれば願いが叶うかどうか、生き方や恋愛の願望が成就するかは、これらに左右されます。
・身分、生い立ちの差に卑屈にならず、自分自身の可能性を信じ、学び、道を切り開く努力をする
・結果や成功を早く掴むことに固執せず、急がば回れ、足元を固める土台作りの時間を全うできる
・正しい怒りはあらわにし、意見や意志を主張する強さを持つ
・立場や権力を行使し人を思うがままにコントロールしようとする人、人を欺く人に対して、屈することなく戦い、牙をむく勇気がある
この4つは、菅原道真の生き方、人となりそのものです。神様も偉人も、自身と似た人に愛情を注ぎます。自分は菅原道真と似ていると感じた人は、北野天満宮、太宰府天満宮と、特に強い縁があるでしょう。
また、このコラムの第4回で紹介した井手神社にも菅原道真がお祀りされています。井手神社のある松山の藩主 久松松平家は、菅原道真の末裔。血筋とゆかりの聖地は霊験あらたかです。
なお、全ての人に唯一共通の聖地は、ご先祖のお墓。定期的にお墓参りと掃除をすることで、理想の生き方をする後押し、加護に恵まれるでしょう。ご先祖が愛した神様や偉人ゆかりの聖地を訪れる際は、掃除をすると、より縁が深まります。

■正義と貫きたい想いを侵されるとき、念が生まれ対象を蝕む

菅原道真は、正しい怒りを力の根源として怨霊となり、決して曲げることができない、曲げる必要のない信念を貫き、戦いました。念は、時として、人の命を奪うほど、病気や災いを引き起こすほどのもの。誰かやなにかを傷つけることは尊い行為とは言い切れませんが、
・譲れないもの、守りたいものを守るため
・正義のもとくだすクーデター
この場合は念が具現化し、譲れないものや守りたいものを阻害する対象に、不幸、不運として訪れます。もしあなたが不幸や不運に遭遇した場合は、
・誰かを欺いていないか
・間違った行動や生き方をしていないか
・心が悪に毒されていないか
この3つを振り返り、生き方を見直しましょう。

■菅原道真ゆかりの聖地の加護をひきだすお供え、「紅葉」

神様や偉人が好きなものをお供えすることは、加護を得るコツ。菅原道真に喜ばれるお供えは「紅葉」、特に、黄色に色づく黄葉の植物です。
紅葉を愛し、紅葉にあやかり神様の力を授かった証として、百人一首には「此の度は 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」という菅原道真の和歌が選ばれています。
これは、反抗勢力、藤原時平の罠で、天皇のお供で旅をしている際に神様へのお供えを持参できなかった菅原道真が、反抗勢力をたて、罠にはめられた部下もたて、自分もたて、天皇を崇めた和歌です。器の大きさに一本とられたと彼らは思わざるをえなかったことでしょう。
紅葉をお供えする際は、指をそれぞれあわせ、和歌を口ずさむないし心の中でつぶやきましょう。言霊の力で、菅原道真との縁が深まります。

■梅の女神を夢中にさせた、菅原道真の言葉の力

菅原道真といえば、梅紋と梅の女神。 「こちふかば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな 」、これは、都を離れ太宰府へ左遷される際、菅原道真が梅の女神におくった恋文の和歌です。

梅の女神に生涯の愛を誓い、力を得、生きていた菅原道真は、「私との縁が深いならば私を追ってきてください。必要な力を開花させてください。あなたの存在が香るほど、語り継がれるほど、神力を周囲にしらしめてください。あなたと過ごした日々は春の夢のように甘く華やかで、忘れることはできません。私がそばから離れても、記憶と思い出はどうか片隅にありますように。」と梅の女神に伝えました。この和歌を受けとった梅の女神は、太宰府まで飛んできたと言い伝えられています。
菅原道真は、椿の女神に愛された平安の貴公子 在原業平と共に遊女と宴をしていたと語り継がれています。女神を夢中にさせるほどの逸材な菅原道真は、女性の扱いに慣れた男性であったことでしょう。
ちなみに、このコラムの第2回で紹介した「更級日記」の作者 菅原孝標女は、菅原道真の子孫。恋愛における女性の喜びや悲しみを綴った更級日記を学び、菅原道真ゆかりの聖地へ参拝すると、梅の女神の微笑みを受けやすくなります。梅の花を部屋に飾り、香りを愛でることも、梅の女神に愛されるコツ。
「桃栗三年柿八年」、「梅は酸いとて十三年」。梅紋の菅原道真、梅の女神は、13年継続しはじめて実を結ぶもの、大器晩成の味方をします。13年の恋愛関係、13年切磋琢磨した学問、仕事。13年続けているものがある人は、加護をまとうことができています。もう少しで13年という人は、13年目に念願成就の祈祷をしましょう。爆発的な幸運を引き寄せることができます。

梅の女神ゆかりの偉人・菅原道真の生き方と言葉をライフデザインに生かす

菅原道真をお祀りする聖地では牛の像を目にすることができますが、牛は古事記の神、出雲大社の祭神 スサノオの仮の姿。菅原道真はスサノオの加護も得、徳を積んでいました。
・牛は牛連れ、馬は馬連れ
・鶏口牛後
ことわざは、先人が残した生きた言霊であり、神様や偉人の加護を得る器へと育む知恵辞典。
・関心が似ている人、仲間と共に過ごす時間を作り、違和感を探す
・誰かやなにかに従う、既存の流れにそう生き方より、自ら流れを作る立場を作る
・恋愛においては、意中の人と似た人とを比較する、複数で過ごす
・相手にあわさず自分のペースに巻き込む
これらを実践し、菅原道真と女神を味方にし、人生に実りを作りましょう。

     

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恋から結婚、社会環境から個人の2つの軸をおいて恋活を起点に幅広く人との出会いを意識し、単に出会いを求めるだけでなくライフデザインを意識し成人男女の人間形成のお手伝いをしていくことを目的として、「恋活・婚活」を応援するブランド「恋活サプリ」を通して、恋愛〜結婚を通したライフデザインを支援していきます。
・恋活サプリサイト http://koikatsusupple.zwei.com/
 

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