たとえば女子会で自分以外のメンバーが既婚者だった場合、緊張しませんか? 外国人だらけの会合に、日本人が一人ポツンと紛れ込む感じに似ています。
既婚女子は独身女子にとって、まさに外国人。彼女たちとうまく付き合っていくには、異文化交流だと思って接していくのが得策です。
既婚と独身はこんなに文化が違う!
自由に時間やお金を使えるのが独身の文化。既婚女子だって昔は独身でしたが、結婚を経験すれば独身文化を思い出す暇さえありません。なぜなら、生活の単位が一人ではなく「家族」だからです。
既婚女子たちは旦那子どもと一緒に住み、多くがお給料をシェアして生活しています。自由気ままな独身とは違い、お金と時間を自由に使えるわけではありません。土日は自由に遊べないし、飲み会も参加率が下がります。飲み会に来たとしても、早く帰ってしまうでしょう。
さらに既婚女子は私たちのように恋愛は一切しません。だから独女が恋話をしても「いいなあ。私もキュンキュンしたぁ~い」と、時々私たちをイラッとさせたりもあったりなかったり……。
まるで外国語!? 話す言葉もこんなに違う
既婚女子は、文化も違えば、話す言葉も違うでしょう。
「旦那、子ども、子育て、妊活、出産、旦那の実家、保育園……」
独身の文化圏では、まったく使わない言葉です。一方、私たち独身が話す言葉といえば……。
「彼氏、婚活、結婚、不倫、旅行、仕事、飲み会、買い物……」
こうも話す言葉が違うわけです。
仕事を持つママであれば、仕事の話は少しばかり共感してくれる所もあるかもしれません。しかし、専業主婦の友達に仕事の話をしても、ぽかーん、な反応が返ってきてしまいます。寂しいですが、これが現実なんです。
独女&既女「異文化交流」のコツとは
こんなふうに独身者と既婚者では、文化や価値観が違います。まるで外国人に出会ったような感覚を覚えます。
とはいえ、仲のよかった友達なんだから、今後もうまく付き合いたい! と誰しも思うでしょう。うまくいくコツは、違いを受け入れることです。
まずは「お互い違う文化」であることを受け入れましょう。そうすることで、小さな発言や言動にも気を止めなくなります。
独身の私たちは、つい寂しくなって、「独身の私たちに戻ろうよ~」なんて思ってしまいがち。しかし、新しい文化を得た友人にもっと興味を持って、どんな生活や価値観を持っているのか聞いてみましょう。案外楽しいものですよ。