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心理学を活かした好感度UPテク

心理学を活かした好感度UPテク【第5回】 食事デートで緊張しない席の選び方「正面」「L字」どっちがいい?

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気になる相手と食事をするとき、あなたならどんなお店や席を選びますか?
お互いに緊張せず、なごやかに会話できる場所を選びたいですよね。
今回は、心理学を活かしたお店や席選びのポイントをお伝えします。

◆「振る舞い」だけではなく「場所」もあなたの印象に関わる

打ち合わせや、飲み会などを通して、相手から好印象を得られるかどうか、一緒に楽しめるかどうか。それには、相手と会う「場所」が重要な役割を果たします。
「楽しい」というポジティブな気持ちをもたらす要因は、あなたのトークや振る舞いによるものだけではありません。あなたと過ごした時間にまつわる、すべての要因がすべて足し算されて「楽しい」という気持ちをつくっています。

想像してみてください。
たとえば、駅前の混みあったカフェの騒音のなかで過ごす1時間。
キレイな夜景を眺めながら、ふかふかのソファでゆったりと過ごす1時間。
どちらの場所でも、同じ気分になりますか?

誰といるのかも重要なことですが、「どこで過ごすか」も非常に重要です。
しかし、その日の気持ちにはいろんな要因が背景にあるにも関わらず、「盛り上がらなかったのは、あの人との相性がイマイチだからだ」と、あなた自身への印象に直結してしまうのが怖いところ。あなたの印象は、あなた自身によるものではなく、環境も含まれているということを忘れてはいけないのです。

◆座る位置で、会話の内容が変わる?

「プロクセミックス(近接空間学)」によると、座る位置によって、相手の気持ちを汲みとることができると言われています。
たとえば、自分の横並びに座る人は親しさを感じている、外交的な人は真正面に座るなど、なにげなく座った位置に、相手との関係性や相手の性格が反映されるのです。
これらの考えをもとにすると、どういう場にしたいかによって、座る位置を変える必要があります。正面に座る場合、お互いに主張をしあい、なにかを協議するシーンにふさわしく、テーブルの角を挟んで直角に(L字型)座る場合、なごやかに会話することができるとされています。
一般的には、真正面に向かい合って座るように椅子が配置されているお店が多いですよね。しかし、「心を許し合ってなごやかに話したい」と願う相手なのであれば、まだお互いの印象が固まっていないなら、なおさらのこと、そのようなお店は避けるべきでしょう。相手と視線がぶつかりやすい正面は、緊張感をアップさせてしまうリスクもあるため、正面ではなく、L字型に座る方がいいでしょう。

席だけではなく、テーブルの形も影響を与えます。アメリカで行われた実験によると、同じ相手にも関わらず、丸テーブルで話すと、角テーブルで話すときよりも、印象がよかったと判断されたのです。丸テーブルは、なごやかに話せる雰囲気を演出してくれる、とてもありがたい存在なのです。

同じお店の席でも、どのテーブルを選ぶのか、どこに座るのかによって、相手と過ごす時間の質が変わるのであれば、「なんでもいい」と思わず、店員に「あの席いいですか?」と意識的に自分からも選んでみてください。

◆景色、照明、音も無視してはいけない

テーブルや席だけではなく、気分は体すべてで感じるものです。テラス席がデートや女子会に好まれるのは、オシャレな雰囲気だけではなく、なごやかに会話を進めることができるからでしょう。
お互いの顔や料理しか見る対象がない、閉鎖的な空間では息がつまりやすくなるのです。日本人は世界的にみると、相手をジーッと見つめたり、見つめられたりすることが苦手だと言われています。だからこそ、お互いに視線を無意識にそらすことが出来る、景色のよいお店は、緊張感なくなごやかに過ごすことができるのかもしれません。

景色のような目から入る情報に加え、耳から入る「音」も大切です。
景色のよい落ち着いた雰囲気のお店なら、騒音がする場所ではないとは思いますが、利便性の高い混雑した場所のカフェなどは、どうしても人の声や車の音など、非常に色んな音が混ざり合っています。
人は、入ってくる情報を無意識に処理しているので、音が多ければ多いほど、処理しなければならないものが多くなってしまい、結果としてストレスを感じてしまいます。すると「早く帰りたい」「楽しくなかった」と感じてしまう原因となり得るのです。

◆お店選びは、駅から少し歩いても雰囲気を重視

お店選びは、利便性を重視してしまいがちです。お互いにアクセスがよく、歩かない場所。駅ナカのお店や、駅前の商業ビル内などは、利便性からみると最高の場所です。しかし、たとえばそこから5分歩くだけで、ガラリと雰囲気が変わるのであれば、その5分は大きな意味を持ちます。お店で過ごす時間はたった数分ではなく、1時間~2時間程度ならば、その5分を惜しむのは少々もったいないのではないでしょうか?
面倒をかけると嫌われそうだ、と感じるのであれば、「少し駅から歩きますが、大丈夫ですか?」など、お店を提案する際に、相手に配慮した一言を加えておくといいでしょう。

私は好印象をテーマにしたセミナーの講師をするとき、参加者のみなさんに「他力本願になるべきだ」とお伝えしています。それは、自分の印象は自分自身によるものだけではないと知っているからです。どうせなら、お店の力を借りて、お互いステキな時間を過ごす方がずっと良いですから。

     

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執筆者

恋活サプリ
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恋活、婚活で疲れた時に、読んで元気になるサプリ

恋から結婚、社会環境から個人の2つの軸をおいて恋活を起点に幅広く人との出会いを意識し、単に出会いを求めるだけでなくライフデザインを意識し成人男女の人間形成のお手伝いをしていくことを目的として、「恋活・婚活」を応援するブランド「恋活サプリ」を通して、恋愛〜結婚を通したライフデザインを支援していきます。
・恋活サプリサイト http://koikatsusupple.zwei.com/
 

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