出っ歯を治療した方がいい3つの理由
前歯が出ている状態は見た目的にあまり良い印象を与えないことは事実ですが、それ以外にも次のような健康上に悪影響を及ぼす可能性があります。
・虫歯や歯周病の進行
歯は、食事ごとに歯が溶けること、またその溶けた歯を元に戻すことを繰り返し行っています。出っ歯の場合、前歯が乾燥しやすいため歯を元に戻すことができず、虫歯になりやすくなります。また、歯茎の粘膜は唾液という水分で守られているので、前歯の歯茎が乾燥することで歯茎が腫れ、歯周病や口臭も生じやすくなります。
・顎関節症になりやすくなる
噛み合わせ上、歯が奥歯でしか当たっていないため、前歯で噛むことができません。骨格のずれがある場合は奥歯も隙間だらけのことが多いため、顎に負担がかかり額関節症になりやすいといわれています。
・睡眠時無呼吸症候群になりやすい
唇を閉じることが難しいので、口呼吸が多くなります。口呼吸をすることで寝ている間に顎が下にさがってしまうため、睡眠時無呼吸症候群になる傾向があります。