「逆さまつげ」ってよく耳にしますが、どんな症状か知っていますか?また、たまにアイドルが逆さまつげの手術で二重になったと言いますが、本当なのか気になりませんか?
そこで、今回は逆さまつげの症状と手術方法について調べてみました。
逆さまつげってなに?
逆さまつげとは字の通り、まつげが外側ではなく内側に向かって生えてしまうことを言います。
逆さまつげになってしまう原因はさまざまですが、赤ちゃんに多いのはまぶたの脂肪が多いことでまつげが下向きになってしまうもの。こういった場合は成長に伴って改善することがほとんどなので放っておいても問題はないようです。
しかし先天的に逆さまつげでない人も、加齢によってまぶたにたるみが出て逆さまつげになってしまうことがあり、こういったケースだと悪化することも多いと言われています。
逆さまつげになるとどうなる?
常に眼球にまつげが触れている状態なので、当然、違和感や充血、痛みが伴います。また、まばたきが多くなったり、光をまぶしく感じたり、涙目になったりといったこともあるでしょう。
場合によっては角膜が炎症を起こしてしまう角膜炎になったり、視力低下が起きたりと、大きなトラブルになる可能性もあるので、その都度抜くなどの対処が必要ですし、酷いときは手術が必要になることもあるのです。
逆さまつげの手術について
たまに1本逆さまつげが…といった場合は、眼科で抜いてもらう程度の対処でもいいのかもしれませんが、症状に応じては手術が必要なこともあります。
数本であれば、電気分解や冷凍凝固、レーザー治療などの方法で、内側を向いているまつげの毛根を破壊する方法が採用されることもありますが、場合によっては二重手術と同様の方法で治療する場合もあるのです。
ちなみに、下まつげの逆さまつげについては、皮膚を数ミリほど切開してまつげが外向きになるように縫合する方法を採用するクリニックが多いようですね。
逆さまつげの手術で二重に!?
逆さまつげの状態に応じてまぶたを糸で留めるだけの埋没法か、まぶたを切開して二重にする切開法から手術方法を選びます。いずれにしても二重手術と同様のことをするのですから、必然的に手術後は二重まぶたになってしまいます。
もともと二重まぶたにしたかったという人にとっては嬉しいことかもしれませんが、見た目の印象を変えたくない人にとっては、デメリットになってしまうかもしれませんね。
逆さまつげの手術はどこで受ける?
逆さまつげの手術は眼科か美容外科で受けることができます。
・安い費用で受けたいなら眼科
逆さまつげの手術は眼科で保険適応で手術ができるので、当然、費用が安く済みます。費用はだいたい1~2万円ほどとされています。金銭的な負担が少ないのはメリットですね。
ただし、眼科での逆さまつげ手術は、逆さまつげを改善することだけが目的ですから、整形手術を受けたときのようにパッチリ二重は期待しないでおきましょう。
・仕上がり重視なら美容外科
二重の整形手術といえば美容外科ですよね。美容外科で埋没法や切開法を受ければ、逆さまつげの治療だけでなく、希望の幅で二重まぶたを仕上げてくれるでしょう。
ただし、美容外科の治療は基本的に保険適応ではないので、10~20万円程度だと考えておきましょう。
最後に
少々地味ですが本人にとっては辛い逆さまつげ。大きなトラブルになる前に治療しておきたいですよね。逆さまつげの手術はそれほど大がかりな手術ではありませんから、早めに手術を検討しても良さそうです。
ただし、何科のクリニックで手術を受けるかによって仕上がりや費用が変わってくるので、よく検討して納得のうえで手術を受けるようにしてくださいね。