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気になる二の腕のぶつぶつ、綺麗に治したいけど治し方を教えて!

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何かと腕を露出する機会が多い女性にとっては、二の腕にぶつぶつがあることを悩んでいる方も少なくないでしょう。この二の腕のぶつぶつは、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、または毛孔性角化症(もうこうせいかっかしょう)とも呼ばれており、一般的な皮膚疾患の1つです。

早い人は子供の頃から発症し、年齢とともに症状が良くなっていくこともありますが、そのまま消えずに残ってしまう方もたくさんいるようです。この毛孔性苔癬、治療する方法はあるのでしょうか?

毛孔性苔癬とはどのような症状なのか

毛孔性苔癬の症状は、肌のターンオーバーが正常に行われずに、毛穴の周囲に溜まった古い角質が角栓となって毛穴をふさぎ、硬い角質や毛が埋まったまま皮膚の表面にまで盛り上がってきて、皮膚がぶつぶつ・ザラザラになってしまいます。

鳥肌のようにぶつぶつになっていたり、赤みを帯びていることもあります。自覚症状などはほとんどないですが、かゆみを感じる方もいるようです。

毛孔性苔癬は自分で治療できる?

自宅でできる治療法としては尿素入りのクリームなどを使用して治療するのが一般的と言われています。尿素には、角質に水分を与えて柔らかくする作用があり、古い角質を剥がれやすくしてくれるのです。

軽い症状であれば長期間ケアし続けることで症状が改善することもあるようです。しかし、重度の症状の場合は自宅での治療はかなり難しいと言えるでしょう。

クリニックでの治療方法はどんなものがある?

クリニックでの治療方法は以下の方法が挙げられます。

・ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、フルーツ酸の一種であるリンゴ酸、グリコール酸、クエン酸などの酸を塗り、表皮の古くなった角質を化学的に溶かして、剥がして除去し、肌を生まれ変わらせる治療方法です。毛孔性苔癬はもちろん、しみ・くすみ・ニキビも改善すると言われています。

・マクロピール

ケミカルピーリングのひとつであるマクロピールは、ケミカルピーリングの中でも痛みや副作用が比較的少ないと言われています。皮脂腺から血中への薬剤の移行が無いので、治療中の痛みや炎症がほとんど起こらず、皮膚の角質層のみ剥がれ落ちてくれる治療法です。

・ダーマローラー

ダーマローラーはマイクロスパイクとも呼ばれており、約200本ほどの極微細なステンレススチールの針(0.5mm~)がついたローラー状の医療機器です。微細な針が真皮を通ることで、皮膚がその刺激に反応し修復しようとしてコラーゲンを増殖させます。これにより、肌の再生が行われるという治療法です。セルフでも出来ますが治療行為という点を鑑みると、クリニックで治療した方が安全と言えます。

これらの治療を適切に行えば、毛孔性苔癬がすこしずつ改善されていくことが期待できます。

いかがでしたでしょうか?気になる二の腕のぶつぶつを無くしたいと思っている方は、詳細を知るためにもまずはドクターへのカウンセリングを受けてみることをおすすめいたします。

     

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監修者

1994年慶應義塾大学医学部卒業、2013年城本クリニック入職。 二重手術全般・脂肪吸引手術を得意とする。 座右の銘は「正直・親切・愉快」。

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