最近テレビや雑誌でみかける「腸活」。腸活と言えば皆さんは何をイメージするでしょう。ヨーグルトや発酵食品など、腸に良い食べ物を摂取するインナーケアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
「腸活」とは、腸内環境を整えて健康な身体づくりを行う活動を指します。そのため、インナーケアだけに気をつけるよりも、腸に効くマッサージやストレッチを並行して行うことも効果的です。
腸活マッサージ=腸もみのこと!
自宅で簡単にできる腸活マッサージは、腸もみのことを言います。お腹に手を添えて、大きく深呼吸したらお腹をぐいっと押して10秒キープ。これを1分間、毎日寝る前に続けるだけで腸活ができると言われています。
腸はリラックスした際に活動を始めると言われているため、日中の活動的な時間帯よりも、寝る前のリラックスした状態で腸もみをすることで効果が期待できるとされています。
お腹を手でもむことで腸が刺激されて、腸の動きが活発になり便秘の解消にもつながるんだとか。また、腸もみをすることで血行が促進されて身体も温まります。冷え性でお悩みの方も寝る前に腸もみを行うことで体温を上げることができます。
ぽっこりお腹ともさようなら!
もう一つご紹介するのは、腸を中心に体をひねる動作を加えることでぽっこり下腹ともさようならすることができる腸活です。体をひねるときは、片足を斜めにあげて、足をあげたほうと逆方向に上半身をひねります。
つまりウエストがしぼられる状態になるのです。片足づつを交互に行いましょう。また、この動きは腹筋も鍛えられますから、お腹全面をすっきりさせることができるのでおすすめです。
さらに、足を開いておすもうさんの「のこった」ポーズをとり、腰の位置を徐々に下に下げていき、腰をくびれを作るように曲げるという体操もおすすめです。少し難しいかもしれませんが、この動きをすることで腸がゴロゴロと動くのを感じることができるでしょう。
腸活に重要なのは○○…!
腸活はただ運動をする、エクササイズをするというわけではなく、腸内環境を改善に導いていくという目的です。お腹周りが気になる人は、腸に何らかの問題を抱えていることが多いとも言われています。
腸を動かすためにはこまめな水分補給が必要ですが、冷えてしまっては意味がありません!常温もしくは白湯を飲むようにしましょう。そうすることで腸の状態をよくすることができ、デトックス作用も期待することができますよ。
腸活は、普段の食生活に発酵食品や食物繊維が含まれる食材を取り入れて身体の内側をキレイにするインナーケアももちろん大切です!しかし、それだけに頼るのではなく、身体の外側から腸を動かすマッサージやストレッチを合わせて行うことでより健康な身体づくりを目指すことが大切です。