頬骨が人より出ていることでコンプレックスを感じている人は少なくないと言われています。頬骨が出っ張り過ぎていると、頬がこけて貧相に見えてしまったり、老けて見られてしまったり、また女性らしさが損なわれてしまうこともあるでしょう。
そんな人は頬骨削りの手術で頬骨を引っ込めることができるのです。今回は頬骨削りの手術の方法や注意点、費用などについてご紹介したいと思います。
頬骨を引っ込める方法
頬骨を引っ込める方法は「頬骨削り」などの施術名で美容外科クリニックが行っています。頬骨削りの手術は、美容整形の中でも比較的大がかりな手術ですから、基本的に全身麻酔で行います。
ですから、カウンセリングを受けた当日に手術するというわけにはいきません。しっかりと医師とスケジュールを相談したうえで手術を受けることになるでしょう。
手術の際は傷跡が目立たないよう、口の中やもみあげの生え際ぎりぎりの部分を小さく切開して専用の器具で頬骨を削ります。手術時間はだいたい2時間~2時間半ほどと言われていますが、医師の技術や受ける人の骨格状態によって時間は左右されると思います。
頬骨削りの注意点
皮膚を切開し骨を削るわけですから、術後はある程度腫れることを覚悟しておきましょう。個人差もありますが腫れは2~3週間程度、長い人で4週間ほど腫れることもあるようなので、スケジュールを調整しておく必要があるでしょう。また、クリニックによっては1~3日の入院が必要になることもあります。
輪郭はバランスが非常に大切ですから、顔全体のバランスをその都度チェックしながら慎重に頬骨を削っていかなければなりませんので、執刀医の技術力に仕上がりが左右されてしまいます。
また、術後に万が一トラブルが起きた場合を考慮し、すぐに対応してくれる体制が整っているクリニックで受けるということも重要です。ですから、クリニック選びや執刀医選びは、とにかくじっくりと行うことをおすすめします。
頬骨削りの費用
頬骨削りの相場は100~200万円ほどといわれています。美容整形手術の中でも高額なものと言えるでしょう。
もちろん、これより安い費用で行っているクリニックもあるかもしれませんが、あまりにも相場を下回るようだと技術力やアフターフォローが心配です。安さだけで判断せず、しっかりと良い医師を見極めるようにしてくださいね。
頬骨削りまとめ
手術に抵抗がある人は、骨を削る頬骨削りはかなり怖いと感じるかもしれません。しかし、頬骨が長年コンプレックスになっている人は、頬骨削りの手術を受けることでより前向きになれる可能性もあるでしょう。
その人にどんな美容整形手術が最適かというのは、本人であってもなかなか判断ができないところ。
実際に医師に相談してみたら、頬骨削りの手術より、ヒアルロン酸注入でアゴ先をシャープにしたり鼻筋を通したりすることで、頬骨の出っ張りを目立たなくできるということもあるはずです。
ですから、ずっと一人で悩んでいるのであれば、思い切って美容外科クリニックで相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。ただし手術を申し込むのはしっかりと検討して自分が納得してからにしてくださいね。