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美容にも影響あり?辛い肩こりの原因と解消法

美容にも影響あり?辛い肩こりの原因と解消法

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もはや国民病といっても過言ではない「肩こり」。最近では生活環境の変化から、20代で肩こりを訴える人も珍しくないようです。慢性的な肩こりはとても辛く、どうにかして治したいと思っている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
そんな肩こりが、美容にも影響を及ぼしている…ということをご存知でしょうか?

そもそも肩こりの原因って何?

そもそも肩こりはなぜ起こるのでしょうか?精神的・身体的なストレスや自律神経の乱れなどにより、肩やその周辺の筋肉が緊張したり、血流が悪くなることが原因と言われています。具体的にいうと、

・首や肩が緊張するような姿勢での長時間の作業
これらの原因はデスクワークの方に特に多いと言えます。同じ姿勢でパソコンを長時間使用することで、首や肩の筋肉に緊張が続き、それが肩こりの原因となります。

・運動不足による筋肉の低下
日頃から運動不足の人は筋肉が使われないので、筋肉が疲れやすく緊張が起こりやすい状態になっています。運動不足は血行不良も招きますので、これらが肩こりの原因となります。

また、運動不足による筋肉の低下は姿勢にも関わってきます。筋肉が低下することで猫背や前かがみになり、姿勢が悪くなってしまうことも肩こりの原因になり得ます。

・ストレスによる筋肉の緊張
身体的ストレス・精神的ストレスにより、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になり、肩の筋肉が緊張することで肩こりが発生します。ストレスをずっと受け続ける環境にいると肩こりが慢性化することもありますので、注意が必要です。

・眼の疲れ
パソコンやスマホ、TVゲームなどによる長時間の目の酷使、眼鏡の度が合っていないことによる目の筋肉の緊張や疲労が肩こりに繋がります。

その他にも寒さによる肩の筋肉の緊張、ショルダーバッグによる肩への負担が原因となることもあります。

肩こりと美容の関係とは?

肩こりが起こることで様々な体調変化が起こりますが、分かりやすい変化としては顔に症状が出てくることです。肌荒れが目立つようになったり、顔が腫れぼったくなったり、顔色が悪くなったり、顔のバランスに左右差が生じたりします。

顔に変化が生じやすい理由として、肩こりが起こりやすい首や頭の筋肉は、顔の筋肉にも繋がっているためです。結果としてあごの関節の動きにも影響を与え、顔の歪みが生じたり、口の開閉に違和感が生じたりしてしまうのです。

また、肩こりによる筋肉への血行不良はリンパの循環にも悪影響を及ぼします。肌が必要としている栄養分や酸素が充分に行き届かなくなり老廃物が滞ると、肌荒れの原因となってしまうのです。

スキンケアをしっかりしているのに肌荒れが改善されない…。そんな方は肩こりが原因の1つであることを疑ってみてもいいかもしれません。

肩こりの解消法はどんな方法がある?

肩こりの解消法も様々な方法がありますが、今日にでも始めることが出来る方法をご紹介します。

・痛くないマッサージ
解消法として真っ先に思い浮かぶのがマッサージだと思います。ただ、マッサージには少し注意が必要です。痛みを感じるほどのマッサージは、筋肉に余計な緊張や疲労を与える恐れがあるため、逆効果になりかねないのです。叩くよりも、さすったり軽く押したり揉んだりする程度に留めておくのがいいです。

・ぬるめのお湯での入浴
少しぬるめのお湯(40度ぐらいが目安)に肩までしっかりと浸かり、血の巡りを良くしましょう。体の芯まで温めるのがポイントなので、15~20分ほど浸かると良いでしょう。入浴中には肩を回したり、肩の力を入れたり抜いたりを繰り返して肩をほぐすとより効果的です。
また、炭酸ガス入りの入浴剤を入れることで、炭酸ガスによる血行促進効果が期待できるので、併せて試してみるのも良いかと思います。

・運動やストレッチ
筋肉の低下を防ぐためにも、軽い運動やストレッチを取り入れてみるのもおすすめです。激しい運動をする必要はないので、ウォーキングしたり、自分のペースで水泳したり、体に負担をかけない運動がおすすめです。その後に軽くストレッチを取り入れるとより良いでしょう。

・病院で診察を受ける
上記のことをしても一向に改善がみられない場合、何らかの疾患を抱えているケースが考えらえます。その場合は放置したり我慢せずに、病院で診察を受けることをおすすめいたします。

様々な解消法がありますが、まずは1つでも取り入れてみることで症状が改善されるかもしれません。肩こりと無縁の日々を過ごすためにも、まず日常生活を見直してみることをおすすめいたします。

     

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監修者

15年間、美容業界の第一線で活躍しており、症例数11万件以上、リピーターは数千人に達する。 美容皮膚科部門を立ち上げたスペシャリストでもあり、品川グループの指導医でもある。

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